『トイ・ストーリー4』ピクサー恒例の短編上映ないワケ
ディズニー/ピクサーの大人気シリーズ最新作『トイ・ストーリー4』のプロデューサー、マーク・ニールセンが取材に応じ、本作の前に短編作品が上映されない理由を明かした。
【動画】チョコレートプラネット『トイ・ストーリー4』吹き替えシーン
ピクサー作品といえば、本編上映の前に短編作品が流れるのが恒例。しかし、今回はそれがなかったことについて、マークは「わたしたちは今でも短編が大好きだけど、『インクレディブル・ファミリー』『トイ・ストーリー4』で人手が足りなかったんだ」と裏事情を告白。
とはいえ、YouTube上で3つの「SparkShorts」(スパークショーツ)と名付けられたショートフィルムを公開するなど、短編にも力を入れているといい、「(11月からアメリカで始まるディズニーの動画配信サービス)Disney+では、もっといろいろなフィルムメーカーによる、予算は少ないけれど美しい作品が観られる予定だよ」とアピールした。
Disney+では『トイ・ストーリー4』に出てきた新キャラクター、フォーキーを主人公にした全10話の短編シリーズ「フォーキー・アスクス・ア・クエスチョン(原題) / Forky Asks a Question」と、ランプ飾りの羊飼い人形ボー・ピープをメインにした短編映画『ランプ・ライフ(原題) / Lamp Life』も配信予定となっている。(取材・文:編集部・中山雄一朗)