エマ・ストーン&ブラッド・ピット、『ラ・ラ・ランド』監督の新作で共演か
エマ・ストーンとブラッド・ピットが、映画『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督が企画している新作映画『バビロン(原題) / Babylon』への出演を検討していることが、Deadlineほか各メディアの報道で明らかになった。
『バビロン(原題)』は、サイレントからトーキーへの転換期を迎えた1920年代のハリウッド映画界をテーマにした作品になるといい、出演が決定した場合エマは、サイレント時代にライトコメディー『あれ』(1927)などで絶大な人気を博した女優クララ・ボウを演じることになる模様。ピットが交渉中の役は明らかになっていない。
ただ同作は現在、1か月以上にわたって出資先のスタジオが決まらない状況になっているという。 The Hollywood Reporter によると、Netflix、米パラマウント、米ライオンズゲートが興味を示したが、同作の製作費は8,000万ドル(約88億円)から1億ドル(約110億円)が見込まれており、これが足かせになっているようだ。
『ラ・ラ・ランド』は3,000万ドル(約33億円)の製作費に対して、全世界興行収入4億4,000万ドル(約484億円)以上を稼ぎ出したが、1920年代が舞台の『バビロン(原題)』がそれほどの利益を生み出せるかは確証がなく、決定が遅れている模様。Deadlineでは、『ラ・ラ・ランド』も手掛けたライオンズゲートが、出資に前向きな姿勢を示していると報じている。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)(編集部・入倉功一)