実写版『バービー』の脚本家決定
実生活でもカップルのノア・バームバックとグレタ・ガーウィグが、人気女優マーゴット・ロビー主演の実写版『バービー(原題)/ Barbie』の脚本を執筆することが決定したと、The Hollywood Reporter ほか複数メディアが報じている。
本作は、2014年に米ソニー・ピクチャーズとバービー人形の発売元であるマテル社が共同製作し、当初アメリカを代表する人気コメディエンヌのエイミー・シューマーが主演を務める予定だったが、スケジュールの都合で降板。後に『オーシャンズ8』のアン・ハサウェイが候補に挙がり、アレシア・ジョーンズがメガホンを取る予定だったが、これまた製作されずにいた。だが、今年に入って映画化の権利が再びマテル社に戻ったことで、現在は米ワーナー・ブラザースのもと製作が始動していた。
本作は、バームバックとガーウィグにとって、これまで彼らが手掛けてきた特立系映画とは異なるものの、バームバックは『イカとクジラ』でアカデミー賞脚本賞にノミネート、一方、ガーウィグは『レディ・バード』でアカデミー賞監督賞と脚本賞にノミネートされた実績がある。
ガーウィグは、エマ・ワトソン、フローレンス・プー、シアーシャ・ローナンらが出演する『若草物語』再映画化作品の監督・脚本を務めており、現在編集段階。一方バームバックは、Netflixのもとスカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライヴァーとタッグを組んで、タイトル未定の離婚ドラマを手掛けている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)