田中圭が中井貴一を確保!?三谷幸喜新作『記憶にございません！』場面カットが公開

　映画『記憶にございません！』（9月13日公開）から、主演の中井貴一演じる総理大臣・黒田啓介が、田中圭ふんする警官・大関に腕を掴まれる様子をとらえた場面カットが公開された。

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　三谷幸喜監督の最新作となる本作は、国民から嫌われ、総理大臣として史上最低の支持率を叩き出した黒田が、一般市民から石を投げられて記憶喪失になってしまったことから起こる騒動を描く。常に強気な性格の黒田だったが、記憶を失って別人のように弱気になってしまう。

　公開された場面カットには、頭に包帯を巻き道路の真ん中に座る黒田が大関に腕を引かれ驚きの表情を浮かべる姿が収められている。ほかにも、黒田の妻・聡子（石田ゆり子）、首相秘書官・井坂（ディーン・フジオカ）、事務秘書官・番場（小池栄子）、官房長官・鶴丸（草刈正雄）、官邸料理人・寿賀（斉藤由貴）、アメリカ初の日系女性大統領・スーザン（木村佳乃）、野党第二党首・山西（吉田羊）、タブロイド紙のフリーライター・古郡（佐藤浩市）の姿を見ることができる。

　三谷監督は、本作の発表会の際に「（本作は）政治風刺ではない」と語っており、「政界ファンタジー。特定の政治家をイメージさせるようなシーンも、『日本』という言葉も意図的に一切出していないです。美術セットも実際とは違うものになっています」とこだわりを明かしている。（編集部・梅山富美子）