『天気の子』週末3日間で興収16億円超え!『君の名は。』上回る好スタート
新海誠監督の最新作『天気の子』が7月19日に公開され、週末3日間で興行収入16億円を突破する大ヒットスタートを切ったことが明らかになった。配給の東宝によって発表された。
社会現象ともなった前作『君の名は。』から3年ぶりとなる『天気の子』。完成が公開直前であったために試写会が行われず、内容の詳細も明らかになっていなかった。7月19日に全国の448スクリーンで公開されると、初日からの週末3日間での観客動員数は115万9,020人、興行収入は16億4,380万9,400円を記録した。この成績は『君の名は。』(最終的な興収は250.3億円)の同じく初日~3日間における対比で128.6%という数字になる。
パソコンと携帯を使ったアンケート結果によると、年齢別客層は20代の33.7%を筆頭に、ティーン25.5%、30代13.1%、40代12.2%という結果に。『君の名は。』のティーン52.4%、20代35.3%という若い世代が圧倒的多数だった結果と比較すると、年齢層が広がったことがわかる。また、「映画館やDVD等で『君の名は。』を観ましたか?」との問いには「観た」という回答が95.4%を占めた。
これから夏休みを迎えることもあり、さらなるヒットにも期待がかかる『天気の子』。天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を“選択”する物語が描かれる。およそ2,000人が参加したオーディションで醍醐虎汰朗(主人公・帆高)と森七菜(ヒロイン・陽菜)が抜てきされ、小栗旬、本田翼、吉柳咲良、倍賞千恵子、平泉成、梶裕貴などの豪華キャストが集結。音楽を『君の名は。』に続いてRADWIMPSが担当したほか、気鋭のボーカリストである三浦透子も参加し、5曲の主題歌と26曲の劇伴が物語を彩る。(編集部・大内啓輔)