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ドラマ「Iターン」で話題のチワワ、名前の由来はあの映画から!

飼い主とギャップあり過ぎな、かわいい“昌三さん”
飼い主とギャップあり過ぎな、かわいい“昌三さん” - (C)「Iターン」製作委員会

 ムロツヨシ古田新太主演のテレビ東京系深夜ドラマ「Iターン」(毎週金曜深夜0時12分~)第2話に、古田演じるヤクザの愛犬としてチワワの“昌三さん”が登場。殺伐とした極道の世界に癒やしをもたらす、その愛くるしさが話題になっている。(※一部ネタバレあり。第2話のストーリーに触れています)

【写真】激カワ!「Iターン」で人気のチワワ

 本作は、「東京難民」「侠飯」などで知られる福澤徹三の同名小説に基づき、ヤクザの巣と呼ばれる地方に左遷された、うだつのあがらない45歳の営業マン・狛江光雄(ムロ)の受難を描く物語。赴任早々おかした失敗からヤクザたちの怒りをかい、借金地獄に陥り、サラリーマンとヤクザの二重生活を強いられていくさまを追う。

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Iターン
「Iターン」第2話より。狛江(ムロ)と“昌三さん”の運命(!?)の出会い

 第2話では、狛江が岩切組組長・岩切猛(古田)の舎弟として働き始めることとなり、地獄の二重生活がスタート。岩切から初めに命じられた任務は、彼の愛犬・昌三の散歩。狛江の教育係的な組員・桜井(朝ドラ『まんぷく』の毎熊克哉が好演)いわく、以前昌三にケガをさせた組員は「行方不明」になったそうで、狛江は震え上がりながらも自身が「犬以下」のポジションにあることを噛みしめ、初任務に臨むことになる。

 狛江が「命がけ」で散歩をした“昌三さん”は瞬く間に人気者となり、女優の柴咲コウが20日、自身のツイートで「昌三可愛すぎる」と投稿していた。演じるのは、アニマル・プロダクション、M.Dogs所属の「こまちゃん」。テレ東のドラマ宣伝チームによると、昌三の名前は1973年の名作任侠映画『仁義なき戦い』で故・菅原文太さんが演じた主人公・広能昌三に由来するもの。古田演じる岩切がこの伝説的なキャラクターへのリスペクトを込めて愛犬に名付けたのだという。

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 竜崎組(田中圭ら)、岩切組への借金を返すために、わずか1日にして多重債務者となった狛江の日常は殺伐としているが、第2話ではウルウルしたつぶらな瞳の“昌三さん”のほか、岩切組の面々の意外な一面が浮かび上がり、つかの間和やかな場面も。なんでも極道の暮らしも楽じゃないようで、桜井をはじめ岩切組の組員は事務所に住み込みで、本業のかたわら内職をしているという。強面の彼らが千羽鶴作り、造花作りなど地味な内職に真面目に励んでいる様子はかなりおかしい(しかもかなり器用)。が、「鶴は千羽で4,000円」「ネイルチップは一つ300円」などその微々たる金額から、桜井の言葉通りかなり生活が切迫しているのがうかがえる。

 ドラマ公式Twitterには「昌三さんと狛江の奇妙な友情にもご期待あれ!」とあり、今後も癒やしの場面が期待できそうだ。(編集部・石井百合子)

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