MCUの原点!『アイアンマン』ロバート・ダウニー・Jrのキャスティング秘話
映画『アイアンマン』(2008)から始まったマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)でトニー・スタークを演じるロバート・ダウニー・Jrについて、製作陣がキャスティング秘話を語る特別映像が公開された。
特別映像は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』MovieNEXの初回限定となる、ボーナス・ディスクに収録されている映像の一部。『アイアンマン』を手掛けたジョン・ファヴロー監督や、キャスティング担当のサラ・フィンがロバートの起用について語るほか、実際にスクリーンテストを受けるロバートの姿も収められている。
演技派として知られる一方で、薬物の違法所持により幾度も逮捕されるなど、俳優として苦しい時期もあったロバート。しかし、ファヴロー監督は「彼のキャリアは素晴らしかったし、準備が整っていると思ったんだ。大きなことに挑戦する準備がね」と、ロバートをトニー・スタークとして起用することに前向きだったという。
スクリーンテストについて、サラは「上機嫌だけどすごく落ち着いた様子でカメラの前で演じ始めた」と述懐。ロバート本人も、「信じられないほどの高揚感だったよ。大きな競技場で戦う前の選手のような気分だ。気絶するか大成功かどっちかさ」と当時の心境を明かしている。
トニー・スターク役を手にしたロバートは、『アイアンマン』シリーズを成功に導くと共に、『アベンジャーズ』シリーズでも中心人物として大活躍。ロバートのキャスティングに携わったサラは、「まさに魔法よ! キャスティングの私や、ケヴィン(・ファイギ)やジョン(・ファヴロー)、全員があの瞬間を待っていた。“これこそアイアンマンだ”と思ったわ」と興奮気味に語っている。(編集部・倉本拓弥)
『アベンジャーズ/エンドゲーム』MovieNEXは9月4日発売(初回限定でブルーレイボーナス・ディスク付き) 8月7日より先行デジタル配信開始