『ライオン・キング』ナラ役の門山葉子って?吹き替えに大抜てき
ディズニー最新作『ライオン・キング』の日本語吹き替え版で、主人公シンバの幼なじみ・ナラ役の声優にオーディションで抜てきされた新星・門山葉子(かどやま ようこ)に注目したい。
ディズニーの名作アニメーションを、実写もアニメーションも超えた超実写版としてよみがえらせた本作。英語版では、シンバ役をグラミー賞歌手「チャイルディッシュ・ガンビーノ」としても知られる俳優ドナルド・グローヴァー、ナラ役を世界の歌姫ビヨンセが務める。
門山は1994年8月1日生まれ、三重県出身の25歳。その抜群の歌唱力を生かし、舞台「『陰陽師』~平安絵巻~」「Fate/Grand Order THE STAGE -絶対魔獣戦線バビロニア-」「少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE-#2」などに出演。映画の吹き替えはこれが初挑戦となる。
「小さい時からディズニーの世界が大好きで映画も大好きでよく観ていました。『ライオン・キング』の実写版が公開される事も知っており、楽しみにしていた中でオーディションのお話をいただいた時は驚きました。ナラ役に決定したと連絡を受けた時も信じられませんでした」と門山。
劇中ではシンバ役を務める俳優の賀来賢人と共に名曲「愛を感じて」を歌うシーンなどもあり、「オリジナル版のナラ役はビヨンセさんですが、とても大好きなアーティストさんですので世界の歌姫と呼ばれるビヨンセさんと同じ役を演じることに喜びと共にプレッシャーを感じていますが、同じ歌を歌わせてもらえることは私にとってすごく幸せな事です」とナラ役を射止めた心境を語った。
ディズニーは「女性としての強さとしなやかさを兼ね備えた門山さんの声は、幼なじみのシンバを支えるナラの芯の強いキャラクターにぴったりだったので、起用いたしました」と明かしている。(編集部・中山雄一朗)
映画『ライオン・キング』は8月9日より全国公開