「銀魂」劇場版アニメ第3弾の制作決定!登場キャラも未定で「見切り発車」
先日、約15年半にわたる連載を終えた空知英秋の大ヒット漫画「銀魂」の劇場版アニメ第3弾の制作が決定した。
新作アニメについては、連載終了直前の3月に両国国技館で開催されたイベント「銀魂 銀祭り2019(仮)」内で制作がアナウンスされていたが、「作る(気がある)ことしか決まってない」という「銀魂」らしい発表内容。この度、その新作が劇場アニメになることが明らかになった。
とはいえ、公開時期をはじめ、オリジナルエピソードなのか原作エピソードになるのかなど、内容は一切不明。銀さんたち万事屋のメンバーの登場についても未定の「見切り発車」状態とのことで、アニメシリーズの制作を手掛ける樋口弘光プロデューサーは「昨年のジャンプフェスタや銀祭り(しろがねまつり)など焦らしに焦らして……ホントすんませんしたァァァッ! 劇場版の続報と空知先生のこれからに期待して!? 楽しみに待っててください!」と謝罪コメントを寄せている。
テレビアニメ「銀魂」は2006年から放送がスタート。主人公・坂田銀時役の杉田智和をはじめとする声優陣の名演や、放送ギリギリのパロディーにも果敢に挑戦する姿勢で支持を集め、2018年までに全367話を放送。2010年に『劇場版銀魂 新訳紅桜篇』、2013年に『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』が公開された。「銀魂」の劇場版は、実写映画『銀魂』(2017年)、『銀魂2 掟は破るためにこそある』(2018年)も大ヒットを記録している。
漫画「銀魂」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)誌上で告知通りに最終回を迎えることができず、昨年12月から増刊「ジャンプGIGA」において“最終回の向こう側”を3か月連続で掲載。それでも物語は終わらず、ついに「銀魂公式アプリ」で連載を終え、本日、公式ファンブック「広侍苑」とコミック最終巻となる第77巻が発売された。(編集部・入倉功一)