異色SF『地球に落ちて来た男』テレビシリーズ化!
ニコラス・ローグ監督がメガホンを取り、デヴィッド・ボウイさんが主演した映画『地球に落ちて来た男』(1976)のテレビシリーズ化作品について、CBS All Access で制作のゴーサインが出たと The Hollywood Reporter などが報じた。
【写真】2016年に69歳で亡くなったデヴィッド・ボウイさん
本作は、テレビシリーズ「スター・トレック:ディスカバリー」を手掛けたアレックス・カーツマンと、映画『レイチェルの結婚』の脚本家ジェニー・ルメットが、作家ウォルター・テヴィスさんの同名小説を共同で脚色し、製作総指揮も務める予定。
オリジナル版は、滅びつつある母星を救うため地球に降り立った異星人が、地球でのビジネスで大成功を収めるものの、思わぬ運命をたどるさまを描いた異色SF映画。ローグ監督の演出とボウイさんの風貌が当時話題になり、今でもカルト的人気を誇っている作品だ。
もともとHuluで企画されたテレビシリーズだったが、版権を所有していた時期に制作ができず、この度、新たに CBS All Access が名乗りを上げたようだ。
テヴィスさんの原作は過去にチャンネルABCで、同名タイトル(『ザ・マン・フー・フェル・トゥー・アース(原題) / The Man who Fell to Earth』)でテレビ映画化されており、ルイス・スミスやビヴァリー・ダンジェロが出演した。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)