劇場版『ONE PIECE』胸アツすぎ!ファン納得の完成度に反響
『劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』』が9日に公開され、ネット上には観客からの感想が続々と書き込まれている。「シリーズ最高に面白い」という声も目立つ本作の反響をネタバレなしでまとめる。
本作は、尾田栄一郎の原作による人気アニメ「ONE PIECE ワンピース」の放送20周年を記念した劇場版。前作『ONE PIECE FILM GOLD』から3年、公開週末の土日2日間(8月10日~11日/興行通信社発表)の全国映画動員ランキングでは1位に輝き、待ちに待ったファンの期待が高まっていたことがうかがえる。
実際に作品を観たファンからは「これまでの映画で一番好き」という声も上がるなどその完成度が絶賛されており、アニメ放送20周年、劇場版シリーズ14作目にして、ますますの盛り上がりを見せている。多くの観客が注目したのが、20周年にふさわしい"オールスター映画”としての魅力だ。
舞台は、世界中の海賊たちが集う祭典。監修として映画に携わる原作者の尾田も「20年分、裏でも表でも色んな事があって、だからこそできるオールスター映画! あいつもこいつも総出演!」とコメントしている通り、多くの人気キャラクターが次々に登場する"お祭り感”と、長きにわたり愛されてきた「ONE PIECE」らしさが詰まった演出の数々に「終始胸アツ」「感動した」「号泣」という感想は多い。
海賊、海軍、革命軍、王下七武海、世界政府による"共同戦線”が発足する点も見逃せない。普段ではありえない共闘が描かれること、元ロジャー海賊団の“鬼”の跡目ことダグラス・バレットという恐るべき脅威の登場に、バトルシーンは声が出そうになるほどの迫力に満ちていると評判。「鳥肌ヤバい」「震えた」とファンは大興奮の様子だ。
なお、動員・興行収入の面から見ても、前作を上回る好スタートを切っている。(山田貴子)
『劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』』あらすじ
海賊の海賊による海賊のための世界一の祭典・海賊万博に招待された麦わらの一味は、万博の目玉「海賊王(ロジャー)の遺した宝探し」で世界中から集まった海賊たちとお宝争奪戦に奔走する。その熱狂の裏で、海軍が海賊を一網打尽にするため潜入捜査を開始。さらに元ロジャー海賊団の“鬼”の跡目ことダグラス・バレットが、ルフィたちの前に立ちはだかる。