『イタリアは呼んでいる』の新作、11月公開 人気英国紳士コンビがスペインへ
2015年のGWに公開された映画『イタリアは呼んでいる』の新作となる、『スペインは呼んでいる』が11月8日より日本で公開される。監督のマイケル・ウィンターボトム、主演コンビのスティーヴ・クーガンとロブ・ブライドンが続投し、グルメな英国人中年男性2人のスペイン旅がユーモラスに描かれる。
本作は、仕事も人生も成功しながら恋人や離れて暮らす息子との関係に悩むスティーヴ(スティーヴ・クーカン)とロブ(ロブ・ブライドン)が、スペインの地へ。カミーノ・デ・サンティアゴの巡礼ルート、世界遺産の街クエンカ、イスラム文化が色濃く残るグラナダ5泊6日の旅を終えるころ、スティーヴはある決断をロブに伝える。
ワイン、郷土料理、豪華なホテル。イギリスの名コメディアンで、実生活でも親しいスティーヴとロブが、アドリブを交えて繰り出すジョークやウイットに富んだ会話が見もの。中には、マーロン・ブランドやミック・ジャガーといったスターたちのモノマネも。
ウィンターボトム監督は、プロデューサーと共にリサーチを重ね、名作小説「ドン・キホーテ」、イギリスの作家でジャーナリストのジョージ・オーウェル、「スペイン放浪記ーある夏の朝、ふと旅に出て」の詩人ローリー・リーをテーマに、60ページに及ぶ資料を作成して撮影に臨んだ。(編集部・石井百合子)
映画『スペインは呼んでいる』は、11月8日よりBunkamuraル・シネマにて公開