『バイオハザード』リブート版は超怖い!ゲームへ原点回帰と監督語る
現在、ハリウッドで企画が進行している『バイオハザード』シリーズのリブートについて、メガホンを撮る予定のヨハネス・ロバーツ監督が、Screen Rant に進行状況を語った。
オリジナル版の『バイオハザード』は、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演、ポール・W・S・アンダーソン監督でカプコンの大ヒットゲームを実写化。クリーチャーデザインなどゲーム内の要素を忠実に再現する一方、映画オリジナルの世界観を構築し、2016年の完結編『バイオハザード:ザ・ファイナル』まで、5本の続編が制作された。
人気シリーズのリブートについてロバーツ監督は「積極的に開発に臨んでいる」と同サイトに発言。彼のアイデアをスタジオも気に入っているといい「とてつもなく恐ろしい映画になるよ。本当に恐ろしいものにね。ゲームの原点へと戻るんだ。現時点でこれ以上のことは明かせないけど、本当に楽しいものになるよ」と明かしている。アンダーソン監督版の『バイオハザード』は、アクションを重視したシリーズとなっていたが、リブートは、よりホラーテイストが強い作品になりそうだ。
リブート企画については、『アクアマン』『死霊館』のヒットマーカー、ジェームズ・ワンがプロデュースする予定だったが、現在はプロジェクトから離脱したと各メディアが報じている。ロバーツ監督は、サメを鑑賞中にオリごと海底に沈んだ女性たちのサバイバルを描く『海底47m』(2016)が、アメリカでスマッシュヒット。続編の『47・ミーターズ・ダウン:アンケイジド(原題) / 47 Meters Down: Uncaged』が全米公開を迎えたばかりだ。
また、『バイオハザード』シリーズを終えたアンダーソン監督は、ミラを主演に迎え、カプコンの人気ゲーム「モンスターハンター」の実写映画化に取り組んでおり、2020年9月の公開を予定している。(編集部・入倉功一)