アンジェリーナ・ジョリー、マレフィセントが恋しかった 続編に手応え
現地時間24日、アンジェリーナ・ジョリーが主演を務めた大ヒットファンタジーの続編『マレフィセント2』のプレゼンテーションが、米アナハイムで開催中の「D23 Expo 2019」内で行われ、アンジェリーナとオーロラ姫を演じたエル・ファニングが、久々に公の場にそろい、作品への思いを語った。
『マレフィセント』は、ディズニーアニメ『眠れる森の美女』でオーロラ姫に呪いをかけた邪悪な妖精マレフィセントを主人公にしたダークファンタジー。続編は前作から数年後が舞台となり、結婚式を迎えるオーロラ姫と、彼女を守ろうとするマレフィセントに、妖精界を滅ぼさんとする脅威が忍び寄る。
続編への出演についてアンジェリーナは、「とにかく彼女が恋しかったんです。演じるのが本当に楽しかったから」と説明。今回は、前作で心がつながったマレフィセントとオーロラ姫の愛が試されることになるといい、「2人の違いがより強調され、離れ離れになることを強いられてしまうんです」と明かす。
「今作は、家族とは何かを語る映画です。それは、必ずしも血のつながりで決まるものではありません。違うからこそ絆が強くなることもある。決して同じではなくてもいいと伝えるこの映画が大好きです」
一方で「1作目は私にとって特別な意味を持つ体験でした」と振り返ったエル。「14歳で1作目を撮影して、公開されたのは16歳のころでした。今、私は21歳。それこそオーロラと同じように、人生の特別な時を振り返って見つめ直しているような気がします」と感慨深げに語っていた。
会場にはそのほか、ミシェル・ファイファー、キウェテル・イジョフォーも登壇。また、D23の観客向けに本編映像の一部が公開され、大勢のディズニーファンを楽しませた。監督は『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』などのヨアヒム・ローニングが務める。 (編集部・入倉功一)
映画『マレフィセント2』は10月18日より全国公開