マーベル「ミズ・マーベル」「ムーンナイト」「シー・ハルク」製作を電撃発表!
マーベル・スタジオは現地時間23日、ディズニーの動画配信サービス「Disney+」向けに、マーベルヒーロー「ミズ・マーベル」「ムーンナイト」「シー・ハルク」の実写シリーズを製作することを、アメリカ・アナハイムで開催中のディズニーファンイベント「D23 Expo 2019」内のプレゼンテーションで発表した。今回発表された3作品もすでにラインナップが発表されていた、MCUのフェーズ4に追加されるといい、フェーズ4は全部で13作品となる。
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ミズ・マーベルことカマラ・カーンは、超人類・インヒューマンの遺伝子の発現により特殊能力を手に入れた、イスラム教を信仰するパキスタン系アメリカ人の少女。プレゼンに登壇したマーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギによると、シリーズだけでなく映画も製作される。
ムーンナイトは、元傭兵マーク・スペクターが、月の神コンシューから特殊な力を授かって誕生したヒーローだが、精神的に不安的な面があり、ケヴィンは「月の神のパワーを得た人間かもしれないし、ただの頭のおかしい人なのかもしれない。それがとてもユニークで、僕らにとってもエキサイティングな作品になるはずです」と期待をかける。
またシー・ハルクは文字通り女性版ハルクにあたるヒーローで、コミックではブルース・バナーのいとこである弁護士ジェニファー・ウォルターズが重傷を負い、彼から輸血を受けたことで、ハルクと同じような能力を得る。ケヴィンは「もうブルース・バナーだけがMCUの唯一のハルクじゃない。僕らが今までにやったことのない作品になります」と自信をのぞかせた。
いずれの作品も、各ヒーローを演じるキャストは発表されなかった。このほか「Disney+」では、ドラマシリーズとして「ザ・ファルコン・アンド・ザ・ウィンター・ソルジャー(原題) / The Falcon and The Winter Soldier」、「ワンダヴィジョン(原題) / WandaVision」、「ロキ(原題) / LOKI」、「ホークアイ(原題) / hawkeye」を配信予定。(編集部・入倉功一/Koichi Irikura)