『天気の子』が100億円突破!
新海誠監督によるアニメーション最新作『天気の子』の国内興行収入が100億円を突破したことが明らかになった。(数字は配給調べ)
250億円超えの大ヒットを記録した2016年の映画『君の名は。』から約3年ぶりの新海監督による長編アニメーション作品となる本作。離島から家出して東京にやってきた高校生・帆高(声:醍醐虎汰朗)が、不思議な能力がある少女・陽菜(声:森七菜)と出会ったことから物語が展開する。小栗旬、本田翼、吉柳咲良、平泉成、梶裕貴、倍賞千恵子といった豪華ボイスキャストも話題となっている。
7月19日に公開された本作は、初日からわずか3日間で興行収入16.4億円を突破し、『君の名は。』との対比128.6%を記録するなど好スタートを切った。そして、公開から34日目となった8月21日までに、観客動員751万9,350人、興行収入100億7,334万4,500円となった。この数字は、歴代日本映画の興行収入ランキングトップ10入りを果たしており(興行通信社調べ)、今後、記録がどこまで伸びるのか期待が高まるところだ。
配給によると、2回、3回と劇場に詰めかけるリピーターが続出。性別・年齢を問わず多くの層が映画館に足を運んでいるという。なお、日本映画で興収100億を突破したのは、『君の名は。』以来3年ぶりとなる。
また、公開前から140の国と地域での配給が決定。9月に行われる第44回トロント国際映画祭では、スペシャル・プレゼンテーション部門に出品される予定だ。(編集部・梅山富美子)
映画『天気の子』は公開中