中条あやみ「宇宙人を見た」 予期せぬ言葉に観客ビックリ
女優の中条あやみが23日、東京のシネマート新宿で行われた映画『正しいバスの見分けかた』の初日舞台あいさつに出席し、トーク中に突然「宇宙人を見たことがある」と予期せぬ発言で客席を驚かせた。
群馬県中之条町で開催される「伊参スタジオ映画祭」でシナリオ大賞グランプリを受賞した『正しいバスの見分けかた』と『なれない二人』。この日の舞台あいさつは2部構成で開催され、『正しいバスの見分けかた』から中条、岡山天音、萩原みのり、葉山奨之、同作のメガホンを取った高橋名月監督が出席。その後メンバーが入れ替わり、『なれない二人』に出演した泉澤祐希、サスペンダーズの古川彰悟と依藤昂幸、高田里穂、同作のメガホンを取った樋口幸之助監督が登壇してトークを行った。
『正しいバスの見分けかた』はなぜかいつも競馬四季報を抱えている高校3年生の鮫島(中条)を中心に、高校生の瑞々しい恋模様を描く作品。撮影は4年前に行われたそうで、当時18歳だったという中条は大変だったことを聞かれると、「苦しかったのはダイエットかな。18歳の時の、たった2日間の撮影で、覚えていることも実は少ないんです」と照れ笑い。
劇中、中条演じる鮫島が宇宙人を見たらしいというエピソードが登場するが、中条はそれにちなみ、「みなさんは宇宙人を見たことがありますか?」と客席に問いかけ、「鮫島は宇宙人を見たことがあるという話なんですけど、わたしも実は宇宙人を見たことがあるんです」と突然のカミングアウト。「小学生の時に友達と見たので本当です。だから、今回すごく共感できる部分があって撮影が楽しかった」と嬉しそうに語った。
中条は「来ていただいたのに変な話ですみません」と頭をかきつつ、「4年前にわたしたちが撮影した、当時の青春が詰まった映画が公開されて本当に嬉しく思います」と感慨深げ。「たくさんの人に観ていただきたいです。みなさんに繰り返し観てもらいたいです」と呼びかけていた。(取材・文:名鹿祥史)
『正しいバスの見分けかた』『なれない二人』はシネマート新宿にて8月23日~29日の1週間限定公開、以降全国順次公開