『名探偵コナン』7年連続でシリーズ最高興収更新
「名探偵コナン」の劇場版アニメ第23弾『名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)』が、観客動員数716万4,729人、興行収入91億8,270万2,500円を記録。これまでのシリーズ最高興収だった前作『名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)』(2018)の91億8,000万円という記録を塗り替え、シリーズ歴代最高興収を7年連続で更新した(数字は東宝調べ)。
4月12日に公開された『紺青の拳』。8月23日からは4Dアトラクション上映がスタートし、3日間で興収5,770万円を稼ぎ出した。これにより、公開から136日目で動員716万4,729人、興収91億8,270万2,500円を記録。今年は原作きっての人気キャラクター・怪盗キッドと劇場版初出演となる京極真の熱いバトルや、劇場版初となる海外・シンガポールが舞台ということも話題になっており、男女問わず幅広い層が劇場へ詰め掛けている。
劇場版アニメ17作目『名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)』(2013)から7年連続でシリーズ歴代最高興収を更新、文化通信社が発表した2019年上半期(2018年冬~2019年6月公開作品)の日本映画作品別興収ランキングで上半期ナンバーワンの座に輝くなど、驚異の勢いを見せている同シリーズ。4Dアトラクション上映はスタートしたばかりとあり、どこまで記録をのばすのかにも注目だ。(編集部・吉田唯)