吉永小百合、ももクロファン公言!モノノフの熱気に圧倒される
女優の吉永小百合が3日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた映画『最高の人生の見つけ方』ジャパンプレミアイベントに出席。会場には、本作に出演している、ももいろクローバーZ(百田夏菜子、佐々木彩夏、玉井詩織、高城れに)のファンも多数詰めかけ、観客の活気に吉永は「みなさんの熱気にすっかりあおられ、自分が自分ではないような気持ちでおります」と照れくさそうに語った。この日は吉永とももクロのほか、天海祐希、ムロツヨシ、前川清、犬童一心監督も出席した。
集まった約1,000人のファンから「フ~! 吉永さ~ん」と、ももクロのライブさながらの声援を送られた吉永は、笑顔で写真撮影やサインに対応。国内でのレッドカーペットイベントでファンと直接交流する機会は、銀幕の大スターである吉永にとっても貴重な経験だったようだ。
そんな状況にムロは「吉永さんや天海さんに対して『フ~』なんて言うのは君たちだけだよ!」と突っ込みを入れるが、吉永は「また、ももクロさんとご一緒できて、モノノフ(ももクロのファン)としては幸せな気持ちです」と発言し、さらに会場を盛り上げた。
本作は、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが共演したアメリカ映画を原案にした人間ドラマ。人生のほとんどを家庭に捧げてきた主婦・幸枝(吉永)と、仕事一筋で生きていた女社長・マ子(天海)という2人の女性主人公が、余命宣告をきっかけに、「死ぬまでにやりたいことリスト」を実行しようとする。
劇中には、吉永演じる幸枝が「ももクロのライブに行く」という目標を立てるシーンがある。撮影は、実際に横浜アリーナで行われたももクロのライブ中に行われ、吉永が「1万2,000人のモノノフの前で、舞台に上がって踊るシーンは本当にすごかった」と懐かしそうに語ると、百田も「ライブ会場に来てくださって、ご一緒できたことは、わたしたちの人生のなかでも宝物ような出来事でした」と貴重な体験を振り返っていた。(磯部正和)
映画『最高の人生の見つけ方』は10月11日より全国公開