『人間失格 太宰治と3人の女たち』など注目作7選!
今週公開の映画
小栗旬が太宰治を演じる話題作など、今週公開の注目映画を紹介する。(編集部・大内啓輔)
小栗旬が太宰治に!蜷川実花が描く3人の女と「人間失格」誕生の物語
『人間失格 太宰治と3人の女たち』9月13日公開
「走れメロス」「斜陽」などで知られる太宰治の「人間失格」誕生に迫る物語。蜷川実花が監督を務め、酒と女に溺れながらも圧倒的な魅力を持つ男の生涯と、太宰をめぐる正妻と2人の愛人との恋模様を描く。小栗旬が太宰にふんし、宮沢りえ、沢尻エリカ、二階堂ふみが“3人の女”を演じる。成田凌、千葉雄大、瀬戸康史、高良健吾、藤原竜也ら脇を固める男性キャストも豪華。
三谷幸喜監督の最新作は政界コメディー!豪華キャスト集結
『記憶にございません!』9月13日公開
『THE有頂天ホテル』『ザ・マジックアワー』などの三谷幸喜監督が手掛ける政界コメディー。国民から全く支持されていない総理大臣が記憶喪失になったことから起こる騒動を描く。『ステキな金縛り』などに出演してきた中井貴一が主人公の総理大臣を演じるほか、ディーン・フジオカ、石田ゆり子、草刈正雄、佐藤浩市、田中圭ら豪華キャストが共演する。
『僕のワンダフル・ライフ』待望の続編!ベイリーは何度も生まれ変わる
『僕のワンダフル・ジャーニー』9月13日公開
飼い主に会いたい一心から50年で3回も生まれ変わった不思議な犬の物語『僕のワンダフル・ライフ』の続編。前作で飼い主と再会した犬のベイリーがその孫娘を守り抜くために奮闘する。前作の監督を務めたラッセ・ハルストレムが製作総指揮に回り、ボイスキャストのデニス・クエイドとジョシュ・ギャッドが続投。監督をゲイル・マンキューソが務めた。
オダギリジョー長編初監督!一人の船頭を通して見つめる、人間の根源
『ある船頭の話』9月13日公開
俳優・オダギリジョーが長年温めていたオリジナル脚本を自ら監督を務め、映画化した長編初監督作品。ある渡し舟の船頭の人生が、一人の少女との出会いによって狂い始めるさまを描く。柄本明が主演を務め、村上虹郎、川島鈴遥らが共演。撮影監督に『恋する惑星』『ブエノスアイレス』のクリストファー・ドイル、衣装デザインに『乱』『LOVERS』のワダエミら国際的なスタッフが参加した。
「the pillows」結成30周年!山中さわおが原案・音楽の青春物語
『王様になれ』9月13日公開
ロックバンド「the pillows」結成30周年のアニバーサリーイヤープロジェクトの一環で制作された青春物語。彼らの音楽の世界観とともに、主人公の青年がプロカメラマンを目指してもがく姿を描き出す。岡山天音が主演を務め、岡田義徳らが脇を固める。監督を務めるのは、演出家や俳優として活動し、本作の脚本と出演もこなしたオクイシュージ。GLAYのTERUやJIROらミュージシャンも多数出演している。
ロザムンド・パイク主演!戦地を駆け巡る戦場記者の半生を描く
『プライベート・ウォー』9月13日公開
戦場記者メリー・コルヴィンの半生を描く。左目を失明し、PTSDに苦しみながらも紛争地域を報道すべく戦場を駆け巡るメリーは、過酷な状況下に置かれたシリア市民の現状を発信しようと命懸けのライブ中継に挑む。『ゴーン・ガール』のロザムンド・パイクがメリーを演じ、ジェイミー・ドーナン、スタンリー・トゥッチらが共演。監督は『ラッカは静かに虐殺されている』などのマシュー・ハイネマン。
看取り士をモチーフに“死”に穏やかに向き合う日々を描く
『みとりし』9月13日公開
余命わずかな人が最期を迎えるまで寄り添う“看取り士”の姿を描く物語。余命宣告を受けた若い母親との出会いを通じて、看取り士の女性が成長する姿を描く。メガホンを取るのは『劇場版 神戸在住』『ママ、ごはんまだ?』などの白羽弥仁。榎木孝明、村上穂乃佳をはじめ、高崎翔太、斉藤暁、つみきみほ、宇梶剛士らが出演。