『おっさんずラブ』応援上映にOL民集結!「はるたん!」「牧!」声援飛び交う大盛況
7日、社会現象化した人気ドラマを映画化した『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』の応援上映「サタデーナイト『劇場版おっさんずラブ』応援(フィーバー)上映だお」が全国50劇場で実施され、会場のひとつとなったTOHOシネマズ新宿でも、「おっさんずラブ」のファンこと“OL民”の声援が鳴り響いた。
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チケットはあっという間に完売し、「上映中、隣の観客と本編について語り合ってもOK」「コスプレOK」「うちわ、応援グッズ、ペンライト持ち込みOK」「声出し、拍手OK」というレギュレーションで実施された今回の応援上映。冒頭、本作を配給する東宝のロゴが映し出されると、さっそく客席からは「ありがとう!」と感謝の言葉が飛び出す。
その後も、ところどころでツッコミや合いの手を入れるなど、思い思いに映画を楽しむOL民。おなじみのキャラクターが登場するたびに「はるたん!」「牧!」「部長!」といったかけ声が飛び交い、場内一体となって名セリフを合唱する。
また、新キャラとなる新入社員で帰国子女の山田ジャスティス(志尊淳)が、英語で自己紹介するシーンでも、会場が一緒になってセリフを合唱。さらに新プロジェクトのリーダーとして登場する狸穴迅(沢村一樹)と、黒澤武蔵(吉田鋼太郎)が言い争う場面でも劇場内にセリフが飛び交い、シリーズを愛するファンのリピート率の高さもうかがわせた。
さらにペンライトを持参したファンは、各キャラクターのイメージに合わせて、ライトのカラーを変更して応援。主人公の春田創一(田中圭)は緑、黒澤(吉田鋼太郎)は赤、牧凌太(林遣都)は青、狸穴(沢村一樹)は紫、山田(志尊)はオレンジ、荒井ちず(内田理央)はピンク、武川政宗(眞島秀和)はバイオレット、黒澤蝶子(大塚寧々)は黄緑、栗林歌麻呂(金子大地)は黄色、瀬川舞香(伊藤修子)はホットピンク、荒井鉄平(児嶋一哉)はライムといった具合に、劇場は色とりどりの光に包まれ、大盛況の応援上映となった。
テレビドラマ版のアフターストーリーが描かれる劇場版では、海外転勤から帰国し、久々に天空不動産東京第二営業所に戻ってきた春田が、黒澤部長の“記憶喪失”や、会社を揺るがす前代未聞の大事件などに巻き込まれるさまが描かれる。公開から13日間で、動員約100万人、興行収入約13億5,000万円を突破する大ヒットを記録している。(取材・文:壬生智裕)
『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』は全国公開中