動画配信サービスApple TV+、11月スタート!月額4.99ドル
米アップル社は、カリフォルニア州クパチーノの本社で開催した同社製品のイベントで、動画配信サービス「Apple TV+」を11月1日から開始し、その月額を4.99ドル(約549円=1ドル110円計算)に設定することを発表した。(日本では月額600円に設定)
【写真】スピルバーグやJ・J・エイブラムス作品も!「Apple TV+」
Deadlineなどによると、これまで、主要な競合他社となるNetflixの最も安い月額は9ドル(約990円)、標準プランは12.99ドル(約1,429円)で、さらに今年の11月12日からスタートするウォルト・ディズニーの動画配信サービス「ディズニー+」は6.99ドル(約769円)に設定されていて、主要な競合他社の中で最も安い料金で開始することになった。
その他の競合他社では、以下のように定額を設定している。
Amazon プライムビデオ=12.99ドル(約1,429円)
Hulu(広告なし)=11.99ドル(約1,319円)
Showtime=10.99ドル(約1,208円)
ESPN+=4.99ドル(約549円)
Starz=8.99ドル(約989円)
HBO Now=14.99ドル(約1,649円)
さらにアップルでは競合他社とは異なり、自社の製品、iPhone/iPad/Macなどを購入すると、動画配信サービスが1年間無料になるという特典もあるようだ。
今回の決定で、動画配信サイトの争いが、ますます激化することになりそうだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)