『天気の子』大合唱上映にファン集結!今から泣けるよ!
15日、TOHOシネマズ新宿にて「いざ期待だけ満タンで!『天気の子』大合唱上映」が開催され、ファンが集結。名セリフを一緒に叫んだり、RADWIMPSによる楽曲を大合唱したりと大いに盛り上がった。
「合唱OK! 声出しOK! コスプレOK! ペンライトOK!」のこの日は、『天気の子』のビジュアルや『君の名は。』の「お前は誰だ?」の文字がプリントされたTシャツを着た新海誠ファンたちが集まった。中にはヒロイン・陽菜の衣装にそっくりのパーカーを着用した女性もいた。劇中に登場する「てるてる坊主」の人形を持ち、カバンにもたくさんのてるてる坊主のストラップをつけ、ピアスもてるてる坊主だった全身てるてる坊主の男性は上映前に「『グランドエスケープ』をみんなで歌いたい。すごく楽しみ」と語った。
そうして始まった大合唱上映は、冒頭で「東宝」や「コミックス・ウェーブ・フィルム」の文字が出た時点で「ありがとう」の声や拍手が鳴り響く。主人公の帆高は青、陽菜は白、夏美はピンク、須賀は緑、凪は黄色とペンライトカラーが決まっており、各キャラクターが登場すると観客席はその色に染まり、応援の声が上がった。RADWIMPSによる楽曲が流れる際には、この日は特別に歌詞もスクリーンに映し出され、観客はペンライトを振りながら歌っていた。
予告編に登場する名セリフやCMに使用されている「2分がうまいんだよ、知らないの?」といったセリフはもちろん、すでに作品を何度も鑑賞しているファンが多かったからか、細かなシーンのセリフまでキャラクターと同時に叫ぶ人も。陽菜が天気を晴れにすると会場からは歓声と温かな拍手が送られ、「今から泣けるよ!」など劇中の言葉を引用してツッコミを入れる猛者もいた。
大盛り上がりのうちに訪れたエンドロールでは余韻に浸るかのようにまたもや大合唱。RADWIMPSや新海誠の文字が出てくると一際大きな拍手が巻き起こり、館内が明るくなってからもその拍手は鳴り止むことはなかった。
観客動員955万人、興行収入127億円を突破している『天気の子』は(数字は興行通信社調べ)、『君の名は。』の新海誠監督によるアニメーション作品。東京にやってきた家出少年の主人公・帆高(声:醍醐虎汰朗)と祈ることで天気を晴れにすることができるヒロイン・陽菜(声:森七菜)の出会い、そして自らの生き方を見つけ出す二人の姿を描いている。(編集部・海江田宗)