佐野勇斗ら「小さな恋のうたバンド」MONGOL800のライブにサプライズ登場!
俳優の佐野勇斗が20日、ロックバンドMONGOL800の「MONGOL800 ga presents『800だョ♪全員集合!!2019』東京公演」のアンコールにサプライズ出演。佐野は森永悠希、山田杏奈、眞栄田郷敦、鈴木仁とともに「小さな恋のうたバンド」として登場し、主演映画『小さな恋のうた』の劇中で披露した「小さな恋のうた」の演奏で会場を沸かせた。
MONGOL800の名曲から生まれた映画『小さな恋のうた』。この日は、そのDVDが11月13日に発売することを記念して、佐野ら映画の出演キャストによる「小さな恋のうたバンド」がシークレットゲストとして姿を見せた。
「小さな恋のうたバンド」は、ライブ本編が終了し、アンコールが2曲披露され、熱い盛り上がりをみせるなか登場。会場の歓声に、MONGOL800のボーカル・上江洌清作は「今日一の驚きと拍手やめてもらっていいですか?」と笑い、キャスト5人と劇中の役名で呼んでハイタッチを交わした。
主演を務めた佐野は「映画の出演が決まって5人でモンパチさんのライブを見させていただいたのですが、そのときからいつかこの5人で、モンパチさんのライブに出られたらと思っていたので、今日は夢が叶いました! ファンのみなさんの温かさ、盛り上がり本当に最高です!」と感動の思いを伝える。
「小さな恋のうたバンド」がこの日限りのスペシャルセッションで「小さな恋のうた」の映画Ver.を披露すると、会場内のボルテージはさらに上昇。佐野が観客を盛り上げ、ファンとの大熱唱となった。
演奏が終わると、話題は映画に演奏指導や楽曲アレンジとして参加し、映画公開後の今年6月に亡くなったヨースケ@HOMEについて及ぶ。上江洌は「『小さな恋のうたバンド』にゼロから楽器を教え、映画を支えてくれたヨースケにも今日のこの素晴らしい再会を見てほしい」と思いを語る。佐野が「ヨースケさんが僕たちに最後まで熱心に教えてくれたからこそ、この映画が完成したんです。ヨースケさんが亡くなってからはじめて歌うんですが、届いていると思います」と言うと、森永も「(ヨースケさんは)観客席にいたよね!」と熱い気持ちを口にした。
ライブの最後には、合計17人で「DON’T WORRY BE HAPPY」を披露。キャストたちはタオルを振り回し、佐野と森永はダンサーの粒マスタード安次嶺に誘われてコミカルなダンスをするなど、会場一体となった盛り上がりでライブを締めくくった。(編集部・大内啓輔)
映画『小さな恋のうた』のDVDは11月13日発売