顔面傷だらけ…「ブレイキング・バッド」映画版新予告に変わり果てたジェシー
10月11日よりNetflixで配信される大ヒットドラマ「ブレイキング・バッド」の映画版『エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE』の新予告編及びキービジュアルが公開。予告編では、アーロン・ポール演じる主人公ジェシー・ピンクマンが逃亡犯としてサバイブする姿が映し出される。
【動画】『エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE』予告編
ドラマ版「ブレイキング・バッド」は、2008年から2013年にかけて5シーズンにわたってアメリカのAMCで放送。ガンで余命わずかと宣告された高校の化学教師ウォルター・ホワイト(ブライアン・クランストン)を主人公に、彼が家族に財産を残すため、元教え子でドラッグの売人・ジェシー(アーロン)と組み、麻薬精製で裏社会でのし上がっていくさまが描かれた。映画版は、その後を描く物語で、ジェシーが自身の未来を築くために過去と向き合うストーリーが展開。タイトルのエルカミーノ(El Camino) は、スペイン語で「道」を意味する。
予告映像では、パトカーのサイレンが鳴り響く中、顔中傷だらけのジェシーが友人で売人のスキニー・ピート(チャールズ・ベイカー)を訪ねるシーンからスタート。浴室のシーンではジェシーの背中にも無数の傷があることがわかり、テレビではジェシーが指名手配中の人物として報道されている。終盤には何者かの「準備は?」の問いかけに「いいとも」と答えており、この顔の見えない「準備は?」の声の主は誰なのか。さまざまな憶測を呼びそうな映像となっている。
アーロンは、当初シーズン1のみの出演予定だったジェシーがシリーズにおいて重要な役割を担うことになったいきさつを以下のように振り返っている。「ジェシーは、シーズン1でひどい爆発か銃撃戦に巻き込まれて死ぬ予定だったんだ。でも、撮影が本格的に始まったら、ヴィンス(・ギリガン)が、ウォルターとジェシーの力関係を気に入って、ジェシーを死なせずにウォルターとの相棒関係を保ってストーリーを続けていくことになったんだよ」
映画版の監督・脚本を務めるのは、ドラマシリーズの企画・制作総指揮を務めた“生みの親”で、スピンオフドラマ「ベター・コール・ソウル」シリーズも手がけたヴィンス・ギリガン。(編集部・石井百合子)
Netflix TVevent『エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE』は10月11日より独占配信開始