『インディ・ジョーンズ』5弾の脚本家決定
スティーヴン・スピルバーグ監督、ハリソン・フォード主演の映画『インディ・ジョーンズ』シリーズ第5弾の脚本を、前作に続いてデヴィッド・コープが執筆することが決定した。Colliderほか複数メディアが報じている。
ディズニーのもと企画されている第5弾は、第4弾の『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』の公開後まもなく立ち上げられ、当初コープが再び脚本を書く予定だったが、自身の監督作に専念するために離脱。『ハン・ソロ／スター・ウォーズ・ストーリー』のジョナサン・カスダンが脚本を執筆することになり、2020年公開をめどに制作が進められていた。だが、これもまたストーリーの構成上の問題があったり、スピルバーグ監督がリメイク版『ウエスト・サイド物語』でメガホンを取ることになったりしたことで、企画が中断されていた。
コープは「再び関わることになった。僕らは、まだ（脚本に）挑戦している。良いアイデアを出したと僕は思っている」と手ごたえを語っている。
詳細は明らかにされていないが、コープは2016年に「マクガフィン（小説や映画などのフィクション作品におけるプロット・デバイスの一つで、登場人物の動機付けや話を進めるために用いられる）の選択が全てだ」と語っていた。その後、ハリソン・フォードがシリーズを卒表し、新たな俳優に引き継がれると一部で報道されていた。しかし、ハリソン自身はテレビ番組「Today」のインタビューで「次のインディ・ジョーンズは誰が適任か？」と聞かれた際に、「誰も。他の誰もインディ・ジョーンズにはならないよ、わかるかい？ わたしがインディ・ジョーンズだからね。わたしがいなくなるとき、彼もいなくなる。簡単なことだよ」と答えていた。（細木信宏／Nobuhiro Hosoki）