ディーン・フジオカ、猛特訓中!ドラマ「シャーロック」でバイオリン初挑戦
10月7日にフジテレビ系でスタートする月9ドラマ「シャーロック」の制作発表会見が28日、お台場のフジテレビで行われ、主演のディーン・フジオカ、共演の岩田剛典(三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE/EXILE)、佐々木蔵之介が意気込みを語った。
アーサー・コナン・ドイルの小説「シャーロック・ホームズ」シリーズを原作に、ディーンがホームズにあたる犯罪捜査専門コンサルタント・誉獅子雄(ほまれ ししお)役を、岩田が精神科医のジョン・ワトソンにあたる若宮潤一(わかみや じゅんいち)役を務める本作。変わり者のバディが、数々の難事件を解決していく。
初の月9ドラマにして初主演となるディーンは、本作について「クランクインして1カ月ほどになります。もっと怒号が飛び交う現場になるかなと思っていたのですが、なごやかな現場で、和気藹々(わきあいあい)なんですが、撮影シーンによってはカオスですね」と表現。岩田は「いろんな感情が交差するシーンがあります」と期待をあおる。
劇中でディーンは、シャーロックさながら、バイオリンを弾きながら推理を展開するシーンにも挑戦。バイオリンは初挑戦で現在も練習に練習を重ねているといい「全力で頑張っています。最後にどんな音が届けられるのか」と苦労を明かした。
一方の岩田は、2人が演じる誉獅子雄と若宮潤一の名前が、シャーロック・ホームズ(SH)とジョン・ワトソン(WJ)のイニシャルを参考にして名づけられたことを明かし「いいバディー感が生まれたと思います」と笑顔。さらに「(ディーン演じる)獅子雄の論破術がすごい。有無を言わせずに犯人を追い詰めていくところですね。それと、蔵さん(佐々木)が演じているキャラがツボに入って、笑いが止まらないんです」と語りながら思い出し笑いを浮かべる。
佐々木は、原作のレストレード警部にあたる捜査一課の警部・江藤礼二(えとう れいじ)役で出演。ディーンが「蔵さん(佐々木)のキャラは、ゆるキャラだと思う。チャーミング」と明かすと「僕は、台本どおりに演じているだけです」と苦笑いだった。
第1話では、獅子雄と若宮の出会いが描かれる。ゲストは、中尾明慶、松本まりか、松井玲奈、淵上泰史、木下ほうか、平泉成らが出演。ディーンは「令和元年の東京を舞台に、謎解きの爽快感と人間模様に注目していただきたい」と語った。 (取材・文 福住佐知子)
ドラマ「シャーロック」はフジテレビ系で10月7日スタート 毎週月曜21:00~21:54(初回30分拡大)