ダニエル・クレイグ×クリス・エヴァンス!傑作エンタメミステリー『ナイブズ・アウト』1月日本公開
映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のライアン・ジョンソンが監督・脚本を手掛けたエンタメミステリー『ナイブズ・アウト(原題) / Knives Out』が、2020年1月に日本公開されることが決まった。先日、第44回トロント国際映画祭でワールドプレミア上映された際には、先の読めない推理物としての面白さはもちろん、『007』のダニエル・クレイグや『キャプテン・アメリカ』のクリス・エヴァンスをはじめとした豪華キャストのぶっ飛んだ演技に終始笑いが絶えず、熱烈な支持を受けた話題作だ。
「アガサ・クリスティーの根っからのファン」だというジョンソン監督が、正統派ミステリーにヒッチコックのスリラーの要素、独自のユーモア、そして現代社会への鋭い視点まで盛り込み、真のエンタメ映画として仕上げた本作。物語は、ニューヨークの豪邸で世界的ミステリー作家(クリストファー・プラマー)の85歳の誕生日パーティーが開かれた翌朝、彼が遺体で発見されるところからスタート。匿名の人物からこの事件の調査依頼を受けた名探偵ブノワ・ブラン(ダニエル)は、パーティーに参加していた資産家の家族たち全員を取り調べていくことになるが、彼らは曲者ぞろいで……。
バカ孫役のエヴァンスをはじめ、キャラの濃すぎる家族のメンバーにふんした『ハロウィン』のジェイミー・リー・カーティス、『シェイプ・オブ・ウォーター』のマイケル・シャノン、『へレディタリー/継承』のトニ・コレットらが強烈に笑わせてくれるほか、ダニエルもジェームズ・ボンドのクールなイメージを覆すとぼけた演技を披露。最後の最後まで観客を翻弄する練り込まれた脚本に豪華キャストの競演と、映画ファンなら絶対に見逃せない一作になっていると断言できる。(編集部・市川遥)
映画『ナイブズ・アウト(原題)』は2020年1月よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて全国公開