ハーレイ・クイン、ジョーカーと破局していた!『バーズ・オブ・プレイ』初予告
『スーサイド・スクワッド』でマーゴット・ロビーが演じた人気キャラクター、ハーレイ・クインを主人公にした新作映画の初予告(海外版)が公開され、恋人同士だったハーレイとジョーカーが破局していたことが明らかになった。
【動画】ハーレイ・クイン大暴れ『バーズ・オブ・プレイ(原題)』海外版予告編
原題は『Birds of Prey (and the Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn)』【訳:バーズ・オブ・プレイ(とハーレイ・クインのすんばらしい解放)】。予告編は「ハーレイ・クインって“何”か知ってる? ハーレイ・クインの役目は仕えること。主なしじゃ何者でもない。わたしたちが本当は何者かなんて、誰も気にしやしない」というハーレイの語りから始まり、「ジョーカーとは別れた。新しい始まりが必要」とピンクとブルーに染めたツインテールをハサミでばっさり切るシーンも。先んじて公開されたビジュアルなどでハーレイの髪型の変化は明らかになっていたが、それは失恋によるものだったのだ。彼女は、ジョーカーの似顔絵にナイフを突き立ててもいる。
それでも吹っ切れたハーレイは「ゴッサムで解放を求めている女性はわたしだけじゃなかった」とブラックキャナリー(ジャーニー・スモレット=ベル)、レニー・モントーヤ(ロージー・ペレス)、ハントレス(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)、カサンドラ・カイン(エラ・ジェイ・バスコ)らDCコミックスの女性キャラクターたちとチームを結成。最後には「皆が恐れるべきはこのわたし! アンタでも、ミスターJ(ジョーカー)でもない。なぜならわたしはハーレイ・ファッキン・クインだから!」と高らかに宣言している。
予告編には、彼女たちの前に立ちはだかるユアン・マクレガー演じるブラック・マスク(でもマスクは付けていない)、そして彼の右腕ヴィクター・ザーズ(クリス・メッシーナ)といった悪役の姿も。ハーレイたちのアクションに加え、『ブラック・スワン』や『マザー!』などダーレン・アロノフスキー監督とのタッグで知られる撮影監督マシュー・リバティークの手になるダークなのに鮮やかな映像にも心が躍る。気鋭の女性監督キャシー・ヤンがメガホンを取った。2020年2月7日全米公開。(編集部・市川遥)