広瀬すずがスカウトした新星!『蜜蜂と遠雷』鈴鹿央士のハマりっぷりに絶賛相次ぐ
映画『先生! 、、、好きになってもいいですか?』にエキストラとして参加していたところ、女優の広瀬すずにスカウトされて芸能界入りした新星・鈴鹿央士。堂々たる銀幕デビューを飾った映画『蜜蜂と遠雷』では天才ピアニストにふんし、そのハマりっぷりに「原作から出てきたみたい」と熱い反応が寄せられている。
2000年1月11日生まれ、岡山県出身の鈴鹿は、広瀬のスカウトをきっかけに事務所に所属。坂口健太郎や成田凌といった多くの人気俳優を輩出している「MEN'S NON-NO」の専属モデルオーディションではグランプリに輝き、先日放送終了となったNHK連続テレビ小説「なつぞら」に出演。今後も、堤真一と岡村隆史の共演で話題の映画『決算!忠臣蔵』(11月22日公開)や、人気ドラマシリーズの最新作「おっさんずラブ-in the sky-」などが控えている。
そんな鈴鹿のスクリーンデビュー作となった『蜜蜂と遠雷』は、恩田陸の名作小説を『愚行録』の石川慶監督が実写化し、国際ピアノコンクールを舞台に4人の若きピアニストの運命と成長を描き出した作品。
鈴鹿は物語の軸となる4人のピアニストのうちのひとり、風間塵役に抜てきされ、『万引き家族』『勝手にふるえてろ』などの松岡茉優や、『孤狼の血』で第42回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞に輝いたことも記憶に新しい松坂桃李、名匠スティーブン・スピルバーグ監督の『レディ・プレイヤー1』でハリウッドデビューを果たした森崎ウィンと共演している。
風間塵は正規の音楽教育を受けていないが、天才的なピアノの才能を持つキャラクターで、鈴鹿はあどけない普段の姿から、ピアノが楽しくてしょうがないことがにじみ出ている演奏中の姿まで、生き生きと表現。音楽を愛し、音楽に愛される存在である塵を見事に体現しており、インターネット上には観客からの「原作から出てきたみたい」「塵そのものだった」「何という逸材」という絶賛の声が相次いでいる。
4日に行われた初日舞台あいさつでは、主演の松岡が鈴鹿について「(鈴鹿の)演技がうまくて、本当に初めてお芝居をしているのかという感じで、16年もやっているこっちの頭の中が真っ白になるくらいでした」と絶賛する一幕も。スクリーンデビュー作で強烈な印象を残した鈴鹿が、今後どこまで羽ばたいていくのか目が離せない。(編集部・吉田唯)
映画『蜜蜂と遠雷』公開中