『ジョーカー』公開5日間で10億円突破!
映画『ジョーカー』(公開中)の興行収入が、公開から5日間で10億円を突破した。
DCコミックスに登場する“悪のカリスマ”の誕生を描いた『ジョーカー』は10月4日より公開され、日本では8日までの5日間で早くも興収10億円を突破。68万人以上の動員数を記録している。
配給のワーナー・ブラザース映画によると、日本の客層は男女比6:4。20代の男性グループ、女性同士、カップルでの来場者を中心に、大学生から50代までの観客層が劇場に足を運んでおり、デートムービーとしても恋人や夫婦から選ばれているという。
公開当日から「2回観た」「頭から離れない」などとSNSで感想の書き込みが飛び交い、「切ない」「最高」と感動の声も続々と上がっている。DC作品やジョーカー初心者からも「入り込めた」「感情移入した」と満足度の高い投稿が見られ、リピーターも多いことから口コミによる広がりはさらに加速しそうだ。
アメコミ映画として初めてベネチア国際映画祭の最高賞となる金獅子賞を受賞した『ジョーカー』。主演のホアキン・フェニックスには世界中から惜しみない称賛が贈られており、同映画祭で審査員を務めたメアリー・ハロン監督は「ホアキンの素晴らしい演技に非常に感銘を受けました。映画祭のルールが無ければ彼は男優賞に輝いていたでしょう」と、上位の賞はダブル受賞できないという同映画祭の規則が無ければ、ホアキンが男優賞に輝いていたと太鼓判を押している。(編集部・小松芙未)