中川大志、バイオリンシーンは代役なし!
俳優の中川大志が10日、都内で行われたTBS系10月クールドラマ「G線上のあなたと私」(10月15日スタート、毎週火曜夜10時~)プレミアム試写会&舞台あいさつに、主演の波瑠、共演の松下由樹と登壇し、代役なしで挑んだバイオリンシーンの舞台裏を明かした。
「潔く柔く」「あなたのことはそれほど」などで知られる恋愛漫画の名手・いくえみ綾の同名漫画に基づく本作は、バイオリン教室で繰り広げられる恋と友情の物語。波瑠は寿退社間近に婚約破棄を告げられた元OLのアラサー女子・小暮也映子、中川は年上のバイオリン講師に恋するイケメン大学生・加瀬理人(かせ・りひと)、松下は嫁姑問題に直面中の主婦・北河幸恵役を演じる。
劇中、バイオリンの演奏に挑戦している3人は、撮影では代役を立てていないそうで、中川は「全部やっています。春くらいから(練習を)やっていました」と告白。最初は不安しかなく、「体が痛くなって……」と苦労をにじませると、松下も「肩に力が入って、ポジションが取れない」と同調。しかし、今ではきちんと弾けるようになり、中川は「これからいろんな曲(を演奏するシーン)が出てくるんですけど、初めて一曲形になったのかな? と思えた瞬間はうれしかったです」と笑顔を見せた。
また、話題は理人の兄・侑人(ゆうと)役の鈴木伸之にも及んだ。中川は鈴木とドラマ「GTO」シリーズ、「水球ヤンキース」(2014)などで共演しており、気心が知れていることから「そのまんまです」と自然体で接しているという。「基本的にはじゃれ合っています。シャドーボクシングをしたり、体を動かしたり、くだらない話をしたり、男同士の感じです」と楽しそうに笑っていた。(取材:錦怜那)