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今夜から!「時効警察はじめました」5つのポイント

「時効警察はじめました」第1話のメインゲストは小雪!
「時効警察はじめました」第1話のメインゲストは小雪! - (C)テレビ朝日

 オダギリジョー主演の人気ドラマシリーズ12年ぶりの続編となる「時効警察はじめました」が本日(11日)からスタートする(テレビ朝日系・毎週金曜夜11:15~※一部地域を除く)。9月29日日には復活1弾となるスペシャルドラマが放送され反響を呼んだが、シリーズ3弾の放送を前に注目ポイントを振り返ってみた。(編集部・石井百合子)

【写真】染谷将太、向井理、中山美穂、中島美嘉ら新ゲスト11名

霧山&三日月のコンビ感

時効警察はじめました
三日月の恋の行方は……

 主人公は、時効になった事件を“趣味”で捜査する総武警察署・時効管理課の霧山修一朗(オダギリ)。その捜査に欠かせない存在となるのが交通課の三日月しずか(麻生久美子)。アドリブを交えつつのオダギリ&麻生の息の合った掛け合いが本シリーズ最大の醍醐味。先日のSPドラマでもまさに「ふっかーつ!」といった感のコンビ感だったが、気になるのが関係の変化。三日月は6年前に県警の刑事と結婚したのち離婚、霧山は依然独身。ひそかに霧山を想い、長らく彼との婚姻届を隠し持っている三日月だが、「帰ってきた時効警察」最終話ではついに「霧山君、わたしのことどう思っているの?」と切り出す場面が。脈があるのかないのかまったく読めない霧山が、三日月に気持ちを示す日は来るのか……?

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ミステリー

 プロデューサーの横地郁英いわく、「前作との違いで言うと、ミステリーのディテールがよりしっかりしたものになっていると思います」とのことで、シリーズ初のSPドラマが放送されたことからも確かに期待できそう。SPドラマでは最後の最後に「浦島太郎」を彷彿とさせる仰天シーンも! 第1話「総武のウタマロ」はメインゲストに小雪を迎え、25年前にほぼ同時刻に別の場所で起きた二つの密室殺人事件の真相に迫る。亡くなったのは、新興宗教の2代目教祖・神沼美沙子(小雪)の母で1代目教祖だった神沼絹枝(伊勢志摩)。そして、乱れた女性関係から“総武のウタマロ”の異名をとる、母親の元愛人で、美沙子の夫でもあった要玲蔵(村松利史)。美沙子に思いを寄せる信者・花崎新一(六角精児)も絡んでくるようで……。

ゲスト

 3日に発表された新ゲストは、趣里染谷将太檀れい寺島しのぶ中島美嘉中山美穂二階堂ふみ別所哲也松重豊向井理柳葉敏郎の11名。役柄や出演回など詳細は明かされていない。前2作「時効警察」「帰ってきた時効警察」では、犯人は女性であるケースが圧倒的に多かったが、新シリーズのゲストは男性も多数。この中の誰が犯人を演じるのか、注目を浴びている。

新クリエイター

 シリーズの生みの親であり、前2作に続いてメイン監督を務める三木聡(脚本・監督)のほか、新たに『勝手にふるえてろ』の大九明子(脚本・監督)、『愛がなんだ』『アイネクライネナハトムジーク』(公開中)の今泉力哉(監督)、『おじいちゃん、死んじゃったって。』の森ガキ侑大(監督)、映画『銀魂』シリーズ、ドラマ「今日から俺は!!」などの福田雄一(脚本)が参加。そのほか「時効警察」第5・7話の監督を務めた塚本連平(監督)がカムバックする。

吉岡里帆&磯村勇斗、新キャストの活躍

時効警察はじめました
新人熱血刑事・彩雲役で吉岡が参戦!

 刑事課の“残念”なエース、十文字疾風(じゅうもんじ・はやて/豊原功補)にこき使われる、熱血新人刑事・彩雲真空(あやくも・まそら)を演じるのは、映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』(2018)に続いて三木聡監督とタッグを組む吉岡里帆。SPドラマでは、十文字と同じくトレンチコートを羽織り、十文字から「話がつまらない」と言われることに悩んでいるようだったが、霧山は「面白い顔をしている」と応援(?)。時効になった事件の捜査に興味津々のようで、霧山&三日月の頼れる助っ人になってくれそう。一方、霧山が「鳶が鷹を生んだ」と評したのが、時効管理課のイタズラ好きの又来(ふせえり)の息子・康知(やすとも)。諸沢(光石研)の助手で鑑識課の若きエースと期待される爽やか青年を、ドラマ「今日から俺は!!」や「きのう何食べた?」などの磯村勇斗が好演。SPドラマでは有能でスマートな雰囲気だったが、「元ツッパリ」の過去があるだけに油断できない。

【細かいですがここも…】

スポンサーテロップのアニメーション

 前シリーズでは、鳩時計の下に総武署のマスコットキャラ「そーぶくん」を中心とするキャラクターのアニメーションが流れていたが、毎回各エピソードを象徴するような内容に。三日月が不眠に陥った「帰ってきた時効警察」第3話では羊が並ぶ中に「そーぶくん」がまぎれていたり。ホラークイーンと呼ばれる女優が登場した第5話ではホラーバージョンの「そーぶくん」に(某ハリウッドホラー映画の殺人鬼を彷彿させる)。第3話ではアニメ界の女帝が生み出した「プクーちゃん」が「そーぶくん」と仲良く並んでいた。

エンディングのテロップ

 ドラマの放送後、「このドラマはフィクションであり登場人物・団体名等は全て架空のものです」というようなテロップが流れるが、本シリーズではかなり変化球。ちなみにSPドラマでは「小便小僧は立ちションですがこの物語はフィクションです」となっていた。

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