『キングスマン:ファースト・エージェント』来年バレンタインに日米同時公開!
マシュー・ヴォーン監督の映画『キングスマン:ファースト・エージェント』が、2020年2月14日のバレンタインデーに日米同時公開されることが決まった。
『キングスマン』そして『キングスマン:ゴールデン・サークル』に登場したスパイ組織がいかにして生まれたのか、第1次世界大戦前夜まで時代をさかのぼって描く本作。ヴォーン監督は本作について、「自分が観て育ったような映画を撮りたかったんだ。『王になろうとした男』『アラビアのロレンス』『ドクトル・ジバゴ』のような壮大な大作映画だ。退屈ではなくて、しっかりとした品格がある。キングスマンが誕生した時代を描く愉快で壮大なアドベンチャー映画を世界が求めていると思ったんだ」と語っている。
前2作ではハリー(コリン・ファース)&エグジー(タロン・エジャトン)の名コンビが活躍したが、本作ではオックスフォード公(レイフ・ファインズ)&コンラッド(ハリス・ディキンソン)の師弟関係が描かれる。レイフは「マシュー(・ヴォーン監督)はエモーショナルな関係、哀愁、アクション、そしてユーモアを絶妙に組み合わせている。ドラマチックでシリアスな悲劇的な部分と、軽くて皮肉的な部分があって、挑戦的で、とてもおもしろいよ」と作品について語り、自身の役柄について「オックスフォード公は、すごい旅をする。家族の不幸によって傷付き、平和主義者になったんだ。そんな中、戦争が起きるが、彼は自分の息子を戦場に送りたくないと葛藤するんだ」と説明。
「レイフ・ファインズと共演できたことをマシューに感謝しています」と名優との仕事を喜んだハリスは、「コンラッドは17歳くらいで、上流階級の家庭で育ったんだ。彼は自分が束縛されていると感じていて、多くの若者が戦場に行くことで勇気を証明する時代に、自分が戦争に行けないことで戸惑っているんだ」とコンラッドが労働者階級出身のエグジーとはまた違った葛藤を抱えていると明かしている。(編集部・市川遥)
映画『キングスマン:ファースト・エージェント』は2020年2月14日より全国公開