トム・ハーディ『ヴェノム』続編に新たな悪役
スパイダーマンの宿敵を主人公に据えた映画『ヴェノム』の続編に、新たな悪役の登場が予定されていると、Deadlineが独占で報じた。(以下、前作『ヴェノム』の内容に触れています)
同サイトにスタジオ関係の情報筋が明かしたところでは、続編では、新たな女性ヴィラン、シュリークの登場を予定しているとのこと。シュリークことフランシス・バリソンは、コミックにおいて「スパイダーマン」の悪役の一人カーネイジのパートナーとして描かれたヴィラン。音波を使った攻撃を得意としており、周囲の人間の精神に影響を与えることもできる。すでにキャスティングがスタートしており、製作陣は無名俳優を中心に、広い範囲で候補を探しているという。
続編ではヴェノム=エディ・ブロック役のトム・ハーディが再び主演を務め、ミシェル・ウィリアムズ、リード・スコットも続投。カーネイジ役は、前作のクレジットシーンに登場したウディ・ハレルソンが演じる。監督は、前作のルーベン・フライシャーに代わり、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのゴラム役でも知られるアンディ・サーキスが務める。撮影は11月中旬スタート予定で、2020年10月2日の全米公開を予定している。
同作を製作・配給する米ソニー・ピクチャーズは、トム・ホランド演じるスパイダーマンが参加しているディズニーのマーベル・シネマティック・ユニバースとは別に、独自のスパイダーマン・ユニバースの展開を企画中。フライシャーはFANDOMに、すでにソニーがスパイダーマンとヴェノムの共演に向けて準備を進めていると証言している。(編集部・入倉功一)