磯村勇斗、福田雄一脚本「時効警察」でツッパリに変身
18日に放送されたドラマ「時効警察はじめました」(テレビ朝日系・毎週金曜夜11:15~※一部地域を除く)第2話で、ツッパリキャラに変身した磯村勇斗が2018年10月クール放送の人気ドラマ「今日から俺は!!」を彷彿とさせるとして反響を呼んでいる。(※一部ネタバレあり)
本作は、総武警察署・時効管理課の霧山修一朗(オダギリジョー)が、交通課の三日月しずか(麻生久美子)を相棒に、時効になった事件を“趣味”で捜査するコメディーの約12年ぶりとなる新シリーズ。初参加となる磯村は、時効管理課に所属する又来(ふせえり)の息子で、鑑識課の若きエース・又来康知(またらい・やすとも)を演じている。
今年8月に磯村の出演が発表された際、磯村は「ふたを開けたら、最初は優秀な理系男子という描写なのに、回を追うごとに『元ツッパリ』とか、いろんな設定が出てきて……!」と意外な一面を含むキャラ設定に触れていたが、第2話でついにその片鱗が。冒頭では、カリスマ的ミステリー作家・日下部秋斗(くさかべ・あきと/向井理)の大ファンとして新人刑事・彩雲(吉岡里帆)と子供のように騒いでいたが、母とのケンカが勃発するなり豹変。髪型も前髪をおろしたスタイルからリーゼントへと変わっていた。
この第2話の脚本に、シリーズ初参加となる福田雄一が名を連ねており、その福田が演出したドラマ「今日から俺は!!」で磯村が“最強最悪”のヤンキー・相良猛にふんしていたことから、このキャラクターを思い浮かべる視聴者が続出。「相良様降臨」「相良っぽい」など盛り上がっている。
なお、福田脚本回とあって公式Twitterでは遊び心あふれるPRが。「時効警察」のオープニングでは鳩時計を背景に、由紀さおりのナレーションで「●●をよろしくお願いします」とタイトルが読み上げられる演出がお約束だが、第2話の放送前に「あと33分」を告げる「時報警察」と題した動画がTwitterに出現。由紀に代わって吉岡里帆のナレーションにより「今夜の脚本はコメディの帝王・福田雄一!今日から俺は、嘘を見破る天才になる!と言っても過言ではないのだ!」と告知された。これは福田が演出・脚本を手掛けた堂本剛主演のドラマ「33分探偵」シリーズにちなんだ仕掛けのようで、告知文の中に“今日から俺は”のワードも仕込まれているのもユニーク。福田本人もTwitterで反応していた。
次週25日放送の第3話“婚活の女神の恋の罠”では中山美穂をゲストに迎え、凄腕婚活アドバイザーがかかわった25年前の未解決事件が描かれる。監督は、『愛がなんだ』『アイネクライネナハトムジーク』の今泉力哉。(編集部・石井百合子)