「ブレイキング・バッド」のフライドチキン店、米UberEatsに登場
米テレビドラマ「ブレイキング・バッド」に登場したフライドチキンの店“ロス・ポジョス・エルマノス”が、バーチャル・レストランとしてロサンゼルスにオープンすると The Hollywood Reporter などが報じた。
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10月24日(現地時間)からの6か月はUberEatsによるデリバリー限定で、その後はほかのデリバリーサービスでも注文ができることになるとのこと。フライドチキン、フライドポテトのほかに、バターミルクを使った衣のフライドチキンをバターを塗ったバンズで挟んだアルバカーキー・ホット・チキン・サンドイッチも販売。チキンの上に“スロー・グッドマン”と名付けられたコールスローをのせて食べるのがおすすめだそう。
今回の開店は、デリバリーキッチンを運営している Family Style Inc. と Sony Pictures が提携して実現したもので、3年契約だという。将来的にはデリバリー地域をサンフランシスコ、オークランド、サンディエゴ、ラスベガス、シカゴなどの都市にも拡大する計画らしい。
ドラマのクリエイター、ヴィンス・ギリガンは「『ブレイキング・バッド』のファンたちがグスタボ・フリングのチキンを味わえるロス・ポジョスの店を実現したいと長年考えてきた。実店舗を構えずにそれを実現できるなんて思わなかったよ。テクノロジー万歳だ! スマホも良いことに使えるんだな」とコメント。味もヴィンスのお墨付きで、「チキンサンドは大きくて、外側はカリカリ、中は柔らかくてジューシーで、僕がこれまで食べた中でもかなりおいしいブリオッシュに挟まれている。スパイスもケチっていない。大丈夫、口から火を噴くような辛さではないよ。でも、パンチはある。ガスも納得の味に仕上がっていると思う」と言っている。
「ブレイキング・バッド」は10月11日にNetflixで続編映画を配信したばかり。最初の1週間で2,500万以上の世帯で視聴されたとNetflixはTwitterで発表している。(澤田理沙)