『スター・ウォーズ』新たな3部作から「ゲーム・オブ・スローンズ」コンビが離脱!
大ヒットテレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のクリエイターコンビ、デヴィッド・ベニオフ&D・B・ワイスが、映画『スター・ウォーズ』シリーズの新たな3部作(2022年スタート)の制作から離脱した。ベニオフ&ワイス、そしてルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長が声明を発表した。
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ベニオフ&ワイスが、これまで「エピソード~」として描かれてきたスカイウォーカーのサーガとは別物の、新たな『スター・ウォーズ』映画3部作で脚本とプロデュースを担当すると発表されたのは昨年2月のことだった。しかし今年8月には、二人がNetflixと巨額の契約を結び、同社の下で全ての新作映画、テレビシリーズを発表することになったと明らかになっていた。
ベニオフ&ワイスはジョージ・ルーカスが生み出した『スター・ウォーズ』への変わらぬ愛を表明し、ルーカスや『スター・ウォーズ』チームと新作について話し合えたことは一生の思い出だとしながらも、「しかし、1日に使える時間は限られていて、僕たちはこれでは『スター・ウォーズ』にもNetflixのプロジェクトにも全力を尽くせないように感じました。そのため残念ですが、僕たちは『スター・ウォーズ』から離れることにしました」とコメント。
ケネディは二人の技量を買っているようで、「ベニオフとワイスは素晴らしいストーリーテラーです。われわれは彼らが忙しいスケジュールを離れて『スター・ウォーズ』に集中できるようになった時、また彼らと仕事をすることを望んでいます」と今後についてはオープンな姿勢を見せている。
『スター・ウォーズ』の新たな3部作は、2022年12月16日、2024年12月20日、2026年12月18日に全米公開されることがすでに発表されていた。『スター・ウォーズ』映画シリーズにおいては、「ゲーム・オブ・スローンズ」コンビによる3部作以外にも、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』で監督・脚本を務めたライアン・ジョンソンが手掛ける新たな3部作、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギが手掛ける新作もあり、前述の公開スケジュールに変更があるのかは不明だ。(編集部・市川遥)