『ジョーカー』続編は何を描く?ホアキンと語った内容を監督が明かす
トッド・フィリップス監督が映画『ジョーカー』の撮影中、主演のホアキン・フェニックスと話していたという続編の内容についてEmpireに明かした。
【画像】狂気…『ジョーカー』で24キロの減量を敢行したホアキン
社会から軽視されてきた貧しい大道芸人アーサー・フレック(ホアキン)が“犯罪界の道化王子”ジョーカーへと変貌していくさまをリアルに描いた本作は、現在までに世界興行収入8億5,380万429ドル(約939億円)を稼ぎ出す大ヒットとなっている。それだけに続編を期待する声もあり、フィリップス監督は「ホアキンと僕は、セットでいつも続編の話をしていた」と明かす。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)
「真剣に話し合ったことはないし、それは今でもそう。なぜなら、僕たちは常にこの映画を1本の単独した映画とみなしていたから」と実現に向けて実際に動いているわけではないと念押ししつつ、フィリップス監督は二人が話し合ったという続編の内容に言及。「僕たちのキャラクターは、犯罪の首謀者なのか? 僕らの映画では明らかに、まだそうはなっていない。それこそまさに、僕たちが話したことなんだ。次の映画では、彼が犯罪の首謀者になるところを描くことになるだろう、と。バットマンを登場させることなくね」と続けた。
ちなみに、フィリップス監督は9月に行われた日本向けのテレビ会見では、続編についてはホアキン次第で「もし彼が本気で『もう一本作るべき』と言ったら話をしたいし、真剣に考える。なぜなら彼は本当に素晴らしいからだ」と語っていた。一方のホアキンも Popcorn with Peter Travers のインタビューで、今もジョーカー役についてずっと考えていて、「ほかにジョーカーで出来ることがあれば、きっと面白いことになるだろう」と前向きな姿勢を見せていた。(編集部・市川遥)