今夜「おっさんずラブ」新作放送!キャスト&見どころは?
おっさん同士のピュアな恋愛を描き、視聴者のハートをわしづかみにしてきた「おっさんずラブ」の新シリーズ「おっさんずラブ-in the sky-」が、いよいよ今夜23時15分から放送スタート(毎週土曜、テレビ朝日系)。舞台が変わり、新キャストも加わった今作のストーリーや見どころをまとめて紹介する。
はるたんの甘いまなざし…「おっさんずラブ-in the sky-」【画像37枚】
どんな物語?
主演・田中圭、“ヒロイン”・吉田鋼太郎という布陣はそのままに、作品タイトルが示すように「空」を舞台にして生まれ変わる「おっさんずラブ-in the sky-」。35歳で突然のリストラに遭い、航空会社「天空ピーチエアライン」に転職した新人客室乗務員(CA)の独身男・春田創一(田中圭)にモテ期がやってくるものの、相手はなぜか男性ばかり。春田に思いを寄せる機長の黒澤武蔵(吉田鋼太郎)をはじめ、副操縦士、整備士を交えて激しいラブバトルが展開する。
キャストは?
黒澤(吉田)とペアを組むことが多い、ひねくれ者の副操縦士・成瀬竜役は千葉雄大。熱血でストイックな整備士・四宮要役は戸次重幸。春田(田中)と成瀬、四宮は同じ社員寮で暮らしており、春田の隣の部屋には四宮が。“男料理”が得意な四宮は春田にも振る舞うなど仲良くなるが、ある秘密を抱えている謎多き人物だという。
そのほか、「天空ピーチエアライン」の広報で、春田の高校時代のバスケ部の後輩でもある橘緋夏を佐津川愛美、毒舌のCA・根古遥をMEGUMI、ウワサ好きで情報通のディスパッチャー(運航管理者)・烏丸孫三郎を正名僕蔵が演じ、元ギャルのCA・有栖川民代役で木崎ゆりあ、ホスピタリティに厳しい天然チーフパーサー・十文字美冴役で片岡京子、四宮を兄のように慕う若手整備士・道端寛太役で鈴鹿央士が出演する。
見どころは?
見どころはやはり、春田(田中)を中心に繰り広げられる黒澤(吉田)、成瀬(千葉)、四宮(戸次)の恋模様だろう。舞台が変わっても「人を好きになるとは、どういうことなのか?」を問う姿勢は変わらず、初志貫徹で王道の恋愛ドラマを描くことが宣言されている。
春田を演じ続けている田中は、ドラマ発表時のコメントで「“春田”というキャラクターは印象が結構強いので、前と同じことをやってもつまらないと思いつつ、わざと変えるっていうのも違うよなって思っていてます」とキャラクターに対する迷いや悩みのほか、「前作とキャストが替わって寂しいという気持ちも、正直なくはないんです」と胸の内を素直に明かしていたが、今作での千葉と戸次の加入を喜び、「“人を想うこと”というのが、『おっさんずラブ』の一番のテーマだと思う。鋼太郎さん、雄大、戸次さんと一緒にお芝居をしていく中で、その“想うこと”が、今回はどういう形になるのか、とても楽しみ」と意欲を見せていた。
2016年の年末深夜に単発ドラマとして産声を上げた「おっさんずラブ」。その後、2018年4月に連ドラ化され、今年8月には『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』も公開された。そして、新ドラマとして生まれ変わる「おっさんずラブ-in the sky-」。また新たに、おっさんたちの本気&全力の純愛にハラハラ、ドキドキできるのは楽しみでしかない。(編集部・小松芙未)