『ターミネーター』新作1位!『すみっコぐらし』3位に初登場
映画週末興行成績
土日2日間(11月9日~11月10日)の全国映画動員ランキングが興行通信社より発表され、新作映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』が初登場1位となった。
同作は世界中で知られるSFアクションの金字塔『ターミネーター2』(1991)の“正統な続編”として日本では8日に公開された。それぞれT-800役とサラ・コナー役でカムバックを果たしたアーノルド・シュワルツェネッガーとリンダ・ハミルトンが公開前に来日したことも大きな話題となった。未来のためにターミネーターに立ち向かう人たちの運命が映し出され、土日2日間(11月9日~11月10日)では観客動員32万8,321人、興行収入4億6,876万円、初日8日をあわせた3日間では動員44万9,565人、興収6億3,728万円となった。
『ターミネーター:ニュー・フェイト』に次ぐ2位は先週1位のホラー映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』となったが、3位に輝いたのはアニメーション作品の『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』。たれぱんだ、アフロ犬、リラックマなどのキャラクターで知られるサンエックスによる劇場版アニメで、すみっこを愛する“すみっコ”たちが大冒険を繰り広げる。114館という公開規模ながら初日8日から10日までの3日間で動員11万4,280人、興収1億3,287万3,500円を記録した。ナレーションを井ノ原快彦、本上まなみが務めている。
ほか新作では長月達平のライトノベルをアニメーション化したシリーズの新作『Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆』が6位に、白石和彌監督がメガホンを取り佐藤健、鈴木亮平、松岡茉優が3兄妹を演じた『ひとよ』が7位にランクインした。公開6週目を迎えた『ジョーカー』は先週の2位から4位になり、先週3位だった公開2週目の『マチネの終わりに』は5位となった。
今週は『殺さない彼と死なない彼女』『エンド・オブ・ステイツ』『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』『影踏み』『地獄少女』『下忍 青い影』などが公開される。(ランキング・数字などは興行通信社、配給調べ)(編集部・海江田宗)
【2019年11月9日~11月10日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位
1(初)『ターミネーター:ニュー・フェイト』:1週目
2(1)『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』:2週目
3(初)『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』:1週目
4(2)『ジョーカー』:6週目
5(3)『マチネの終わりに』:2週目
6(初)『Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆』:1週目
7(初)『ひとよ』:1週目
8(5)『世界から希望が消えたなら。』:4週目
9(4)『マレフィセント2』:4週目
10(6)『冴えない彼女の育てかた Fine』:3週目