『ジョーカー』壮絶減量でガリガリ…24キロ減の舞台裏写真
トッド・フィリップス監督が映画『ジョーカー』の舞台裏写真を自身のInstagramで次々と公開している。主演を務めたホアキン・フェニックスの壮絶減量ぶりがうかがえる、肋骨が浮き出るほどガリガリの1枚もある。
“悪のカリスマ”ジョーカーへと変貌することになる、社会から軽視されてきた貧しい大道芸人のアーサーをリアルに徹して描く本作のため、ホアキンは4か月かけて24キロの減量を敢行。2か月はワークアウトなどを自力で行い、残りの2か月は栄養士と共に「かなり特殊なカロリー制限のダイエット(ビタミン剤やミネラルは摂取するがカロリーは摂らない)」に取り組み、骨と皮だけのアーサーになっていった。人生に満足したことがなく愛と尊敬に“飢えた”アーサーの心境も、きつい減量をする中でつかんでいったという。
フィリップス監督が「舞台裏写真だよ」と公開した1枚は、ホアキンが上半身裸で、拳銃を持った手を頭上にあげた姿を切り取ったもので、彼の激ヤセぶりがはっきりと見て取れる。監督はこのほか最初のメイクアップテストでのビジュアルやアーサーの日記の中身、撮影時のオフショットなども投稿している。
世界で大ヒット中の『ジョーカー』は先週末までに世界興行収入10億ドル(約1,100億円)の大台を突破しており、これはR指定映画初の快挙となる。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)(編集部・市川遥)