向井理、シングルファザー役で連ドラ主演 共演に仲間由紀恵、仲里依紗、渡部篤郎
俳優の向井理が、2020年1月期のカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ「10の秘密」(毎週火曜夜9時~※初回放送日未定)で主演を務めることが21日、明らかになった。向井が民放地上波の連続ドラマで主演を務めるのは「神の舌を持つ男」(2016年7月クール・TBS系)以来、約3年ぶり。向井演じるシングルファザーの娘が誘拐されたことから彼と関わる人々の秘密が浮かび上がっていくサスペンスで、共演に仲間由紀恵、仲里依紗、渡部篤郎ら。
向井演じる主人公・白河圭太は、建築検査会社で日々、住宅・マンションの建築現場で地道な検査を行う建築確認検査員。妻と離婚後は娘と二人で暮らし、今では14歳に成長した娘と良好な関係を築いていたが、ある日「娘を預かった。命が惜しければ、元妻を探せ」という脅迫電話が。その後、別れた妻や娘に秘密があることに行き当たっていく。
向井は出演にあたり「今回は、頼れる主人公ではないので、秘密に翻弄され巻き込まれていくさまをいかにさらけ出していけるかということが勝負ですが、僕自身演じ方を考えながらあまり気負わずに頑張っていければと思います。とても深い作品になると思いますので、チーム一丸となって作り上げていきたいです」とコメント。
向井に主演をオファーした理由を、プロデューサーの河西秀幸は以下のように述べている。「主人公は良き父として、娘のために自分を犠牲にしてきたような男です。生き方に不器用だったり、びっくりするくらいの危険な行動に出る熱さもあったり。そんな娘想いの愛すべき主人公を向井理さんにお願いしました。知的でパーフェクトなイメージがあるからこそ、喜怒哀楽に満ちた人間くさい役を今の向井さんに演じて頂くことが、とても新鮮で面白いドラマのエンジンになると期待しております」
圭太の元妻で大手建設会社の顧問弁護士に仲間、近所に住む保育士で幼なじみに仲、由貴子が顧問弁護士を務める大手建設会社の社員に渡部、圭太の娘に山田杏奈。その他、高島豪志、堀田茜、河村花、遠藤雄弥、藤原光博(リットン調査団)、山野海、名取裕子らが出演。
スタッフに2017年放送のドラマ「嘘の戦争」チームが集結し、脚本に後藤法子、演出に三宅喜重(プロデューサー兼務)、宝来忠昭が名を連ねる。(編集部・石井百合子)
「10の秘密」はカンテレ・フジテレビ系で2020年1月スタート(毎週火曜夜9時)