「仮面ライダービルド」武田航平、栄信、吉村卓也が演劇ユニット結成!
特撮ドラマ「仮面ライダービルド」シリーズで共演した武田航平、栄信、吉村卓也の3人が、新たに演劇ユニットを結成し、2020年春に浅草九劇でオリジナルの舞台を上演することが発表された。
「仮面ライダービルド」では、武田が猿渡一海/仮面ライダーグリス役を務め、栄信と吉村が一海を慕う“北都三羽ガラス”の赤羽、黄羽をそれぞれ演じた。そこで出会ったという3人は、9月に劇場公開されたVシネクスト『ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス』でも共演し意気投合。「3人で新しい挑戦をしていこう」と新しく演劇ユニットを結成するに至った。
来年の3月17日~22日に浅草九劇で上演予定の舞台は、3人芝居。脚本・演出を吉村が担当する。演劇ユニット名、作品タイトルなどは順次明かされていく予定。(編集部・小山美咲)
武田航平コメント
この度はおふざけと思われても仕方のない3人で集まってみました。はい。若輩者ながら、自分たちなりに何か発信していきたいと思い発足させていただきました。まずは1回目……やってみようということでチャレンジさせていただきます。しかし、やるからには本気です! 見てくださる方々が楽しめるようなモノを創作していけるようやらせていただきます! よろしくお願いします!
栄信コメント
この度、ありがたいことに2020年3月、3人で舞台をやらせていただくことになりました。一つの作品で出会った役者たちが媒体を変え、役柄を変え、信頼できるスタッフのみなさんと共にまた表現できることをとても嬉しく思います。吉村卓也が描く世界を、3人で表現する空間をぜひお楽しみにしていただければと思います。やる気MAX!! ご期待ください!!
吉村卓也コメント
思えば僕たちが新しいことを始める時は、いつも居酒屋から始まります。俺たちの映画『仮面ライダーグリス』をなんとかして作ってもらおうと動き始めたのも、お酒を片手に語り合っていた時。そして今回「ユニットを組んで舞台を作りませんか」と、お2人を口説いたのも居酒屋でした。お酒の力というのは偉大ですね。アルコールが入り判断能力の低下も功を奏したのか、二つ返事でオッケーをいただきました。そもそも、なぜ演劇ユニットを結成しようと思ったのか、理由は大きく二つあります。
2019年2月に自身初となる1人舞台に挑戦し、そこで作品作りの産みの苦しみを知り。それ以上に、自分の創造が形になり、お客さんの元へ届いた時の幸福感を知りました。「創造し続けたい」そのためのホームを作りたかったのが、一つ目の理由です。
そして二つ目の理由、これがユニット結成最大の理由です。武田航平さん、栄信さん。このお2人と、僕が芝居をしたいからです。見た目も、今まで演じてきた役のタイプもまるで違う3人。その3人が同じ舞台に立った時、どんな舞台ができ上がるんだろう。それを考えたらワクワクが止まらず、そんな舞台ができるのであれば自分で作り上げたい、そう思いました。演劇ユニット結成、第1回目となる舞台では脚本、出演、そして初となる演出にも挑戦します。武田航平、栄信、吉村卓也。
この3人だからこそできる舞台になるように精一杯頑張ります。ぜひ僕らの挑戦を観に来てください。