「スーパーガール」女優、過去のDV被害を告白
テレビドラマ「SUPERGIRL/スーパーガール」で主演を務める女優メリッサ・ブノワが現地時間27日、Instagramに動画を投稿し、過去に元パートナーからDV被害を受けていたことを明かした。
メリッサは動画内で、「過去に私は、DV・IPV(親密なパートナーからの暴力)を受けていました」と切り出すと、元パートナーの名前は公表せず「年下でチャーミング。人を思い通りに操るずる賢い人でした」と表現。関係を築き始めた頃は暴力を振るわなかったものの、メリッサの携帯を覗きこんだり、出かける前に服装を変える等の要求をしてきたという。
最初の暴力は交際5か月くらいの頃だったと話すメリッサは、「顔面にスムージーを投げつけられました。頬に強く叩きつけられ、液体は床やソファーに飛び散りました」と証言。暴力は徐々にエスカレートしていき、平手打ちや頭突き、皮膚を強くつねられたり、髪を掴んで引っ張られるといった被害を受けたと明かす。
またメリッサは、元パートナーのiPhoneで顔面を殴られたことも告白しており「衝撃で虹彩は破れて、眼球は破裂寸前。肌も裂けていて、鼻も折れていました。この時、私の中にある何かも壊れました」とこの行為が別れを決定づけたという。
テレビドラマ「glee」のマーリー・ローズ役で知られ、現在は「SUPERGIRL/スーパーガール」でスーパーガールことカーラ・ダンバースを演じているメリッサ。動画終盤では、「私が過去の経験を話したことが、同様の被害が起こらないように防ぐことへの助けになると願っています」と強く訴えている。(編集部・倉本拓弥)