『アナと雪の女王2』カットされた新曲があった!
大ヒット公開中の映画『アナと雪の女王2』で前作に引き続き、劇中の楽曲を制作したロバート・ロペス&クリステン・アンダーソン=ロペス夫妻が来日インタビューに応じ、本編でカットされた新曲について語った。
「(監督の)ジェニファー・リーから『アナと雪の女王2』をやりたいと電話があって、すべてが始まったの。それから2年間、わたしたちはどんなストーリーにすべきかを話し合い、山ほどリサーチを行ったわ。2015年に話し合いが始まって、最初に曲を書いたのは2017年のことなの」とクリステンは話す。
曲を書いてはストーリーが変わり、ストーリーを変えれば曲も変わる、というような流れで、ロバートによると「全部で14曲書いて、7曲が本編で使われたよ」とのこと。残りの7曲は劇中で使われずにカットされたわけだが、そのうちの4曲は本作サウンドトラックのデラックス版に収録されている。
「まずは『ホーム』ね。オープニングナンバーはいつも変わるの。アナがこの町が大好きですごくハッピーだって気持ちを歌った曲で、わたしたちも大好きだったわ。(アナ役の)クリステン・ベルもレコーディングして、気に入ってくれていたの」とクリステン。しかし、メインキャラクター4人を紹介するような楽曲が必要になり、代わりに「ずっとかわらないもの」を作ることになったそう。
ほかにも、エルサがある本を見つけて母親に語り掛ける「アイ・シーク・ザ・トゥルース」や、オラフが自分のことを歌った「アンメルタブル・ミー」、クリストフがアナにプロポーズしようとする「ゲット・ディス・ライト」はサウンドトラックで聴くことができるが、クリステンはこれらはまだ初期段階のもので、劇中歌として完成されたものではないと明かしていた。(取材・文:編集部・中山雄一朗)