ウィーワークの共同創業者アダム・ニューマン描く映画が始動
2020年2月日本公開予定の映画『スキャンダル』を執筆したチャールズ・ランドルフが、コミュニティー型ワークスペースを提供・運営する企業、ウィーワーク(WeWork)の共同創業者アダム・ニューマン氏を描いた映画で、脚本を務めることが決定した。Wrapほか複数メディアが報じている。
本作は、ユニバーサル・ピクチャーズとブラムハウス・プロダクションズが共同で製作する予定の作品で、ジャーナリスト、カトリーナ・ブルッカーのこれから出版される著書を、ランドルフが脚色。ストーリーは、共同創業者としてウィーワークを起業したニューマン氏とソフトバンクグループの代表取締役会長兼社長の孫正義氏との関係を中心に描かれる。ソフトバンクは、ウィーワークの親会社ウィーカンパニーに対して、グループ全体で巨額の投資をしていたが、共同創業者でCEOでもあったニューマン氏が9月に辞任した。
キャストや監督は決まっていないが、ランドルフは製作も兼任する。ランドルフは、過去に『マネー・ショート 華麗なる大逆転』でアカデミー賞脚色賞を受賞している。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)