『アナと雪の女王2』がV2!感謝祭週末でも記録樹立
全米ボックスオフィス考
先週末11月29日~12月1日の全米ボックスオフィスランキングが発表され、人気ディズニー・アニメーション映画『アナと雪の女王2』が興行収入8,597万7,773ドル(約94億円)で2週連続1位に輝いた。全米累計興収は早くも2億8,884万5,131ドル(約317億円)に到達し、3億ドル越えは確実となっている。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)
前週比はわずか34%ダウンと、2週目も好調な『アナと雪の女王2』。アメリカでは28日が祝日となる感謝祭だったこともあり、祝日とその前日を含む5日間(11月27日~12月1日)で興収1億2,501万8,787ドル(約137億円)を記録。感謝祭5日間の興行成績では『ハンガー・ゲーム2』の1億993万9,340ドル(約120億円)を破り、歴代1位に躍り出た。
ダニエル・クレイグ、クリス・エヴァンスら豪華俳優陣の共演が話題の『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』は、興収2,676万9,548ドル(約29億円)で初登場2位スタート。11月27日~12月1日の5日間では興収4,141万4,093ドル(約45億円)を記録しており、好調な滑り出しを見せている。
初登場組ではその他、自己防衛で警官を殺してしまった黒人カップルの姿を描く『クイーン&スリム(原題) / Queen & Slim』が興収1,189万490ドル(約13億円)で4位にランクイン。『ゲット・アウト』のダニエル・カルーヤが主演を務め、ドラマ「インセキュア」の製作総指揮を務めたメリーナ・マツーカス監督がメガホンを取った。
今週末は、人気玩具シリーズを題材にしたアニメーション映画『Playmobil: The Movie』などが公開される。(編集部・倉本拓弥)
11月29日~12月1日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『アナと雪の女王2』
2(初)『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』
3(2)『フォードvsフェラーリ』
4(初)『クイーン&スリム(原題) / Queen & Slim』
5(3)『ア・ビューティフル・デイ・イン・ザ・ネイバーフッド(原題) / A Beautiful Day in the Neighborhood』
6(4)『21ブリッジズ(原題) / 21 Bridges』
7(6)『プレイング・ウィズ・ファイア(原題) / Playing with Fire』
8(5)『ミッドウェイ(原題)』
9(9)『ラスト・クリスマス』
10(10)『ジョーカー』