『スパイダーマン』ネッドは本名じゃない!?本人に真相直撃
映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に出演するジェイコブ・バタロンが来日時にインタビューに応じ、自身が演じる、主人公ピーター・パーカーの親友ネッドの本名が、全く違う名前だったとSNSで話題となった件について真偽を語った。
ピーター・パーカー/スパイダーマン(トム・ホランド)と同じ高校に通うネッドは、陽気な性格でピーターを支える大親友で、前作『スパイダーマン:ホームカミング』では頼れる相棒として活躍。続編『ファー・フロム・ホーム』では学校の仲間とヨーロッパ旅行を楽しむ傍ら、新たな脅威に挑むピーターをサポートした。
旅の合間には、クラスメイト・ベティ(アンガーリー・ライス)との間にロマンスが生まれる一幕も。この展開を全く予期していなかったというジェイコブは、「トム(・ホランド)からネッドに彼女ができることを聞いて、『あり得ない。なんでネッドに彼女ができるんだ?』と思ったんだ。でも実際に脚本を読んだらハマっていて、とても面白かったよ。アンガーリーともいい距離感で撮影できたし、全く不安になることはなかったね」と撮影を振り返る。
そんなネッドだが、今年7月に映画の米公式Twitterが投稿したビデオクリップによって、本名が“ネッド”ではないことが判明。映像で映し出されるパスポートには「エドワード・リーズ(Edward Leeds)」と記されており、公式Twitterも「彼の本名がエドワードとは知らなかった」とつづっている。
ネッドの本名はエドワードなのか。ジェイコブ本人に確認すると、「もちろん! 本当だよ」と返答。「原作コミックでも、ネッドの本名はエドワードだしね。実は、削除された本編シーンに(セリフの中に)本名が出てくる場面があったんだ。空港でネッドとベティが別れたことを明かす場面で、ベティが『エドワード、成長したわね』って言うんだ。ネッドも『ありがとう、エリザベス』って返すんだけどね」と当初は劇中でも本名について言及があったという。
2021年には、マーベル・スタジオと米ソニー・ピクチャーズの共同製作による『スパイダーマン』シリーズ第3弾の全米公開が控えている。ネッドの登場は確定していないが、「全てはジョン(・ワッツ監督)次第だと思うよ」とジェイコブ。原作でネッドがヴィラン(ホブゴブリン)に転身していることもあり、「僕はヴィランを演じてみたいんだ」とも。「でも、ネッドはスパイダーマンの良き友達でいてほしいと願うファンも多いし、困惑するかもしれない。やっぱり、監督のアイデア次第だね」と笑顔を見せていた。(編集部・倉本拓弥)
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