米AFIの映画トップ10『ジョーカー』『アイリッシュマン』など選出
アメリカン・フィルム・インスティチュート(AFI)が、2019年における映画とテレビシリーズのトップ10作品を発表し、映画部門では、DCコミックスの人気悪役の誕生を描く『ジョーカー』や、 マーティン・スコセッシ監督のギャング映画『アイリッシュマン』、スカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライヴァーが共演する『マリッジ・ストーリー』などが選ばれた。
トップ10は、その年の映像作品において、文化的・芸術的に貢献した映画とテレビ番組を選出するもので、例年アカデミー賞を占ううえでも重要視されている。そのほかの作品には『ジョジョ・ラビット』『1917 命をかけた伝令』などが選ばれた。また、同じく賞レースを騒がせている韓国のポン・ジュノ監督が手掛けた『パラサイト 半地下の家族』は、昨年『ROMA/ローマ』にも贈られた特別賞を受賞している。
AFIアワード2019作品は以下の通り
映画部門
『1917 命をかけた伝令』(サム・メンデス監督)
『ジョジョ・ラビット』(タイカ・ワイティティ監督)
『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』(ライアン・ジョンソン監督)
『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(グレタ・ガーウィグ監督)
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(クエンティン・タランティーノ監督)
『リチャード・ジュエル』(クリント・イーストウッド監督)
『フェアウェル』(ルル・ワン監督)
『ジョーカー』(トッド・フィリップス監督)
『アイリッシュマン』(マーティン・スコセッシ監督)
『マリッジ・ストーリー』(ノア・バームバック監督)
特別賞
『パラサイト 半地下の家族』(ポン・ジュノ監督)
テレビ部門
「チェルノブイリ」
「ザ・クラウン」
「フォッシー/ヴァードン(原題) / Fosse / Verdon」
「ゲーム・オブ・スローンズ」
「POSE ポーズ」
「キング・オブ・メディア」
「アンビリーバブル たった1つの真実」
「Veep/ヴィープ」
「ウォッチメン」
「ボクらを見る目」
特別賞
「Fleabag フリーバッグ」